ストレッチスーツとは何かご存知でしょうか。

活発に動き回るビジネスマンにとって、ストレッチしないスーツよりもストレッチするスーツの方が快適だと考える方も多いと思います。

意外かもしれませんが、オーダースーツにおいてストレッチは必要ないケースがほとんどです。

本記事では、ストレッチスーツについて解説しますので参考にしてください。

1. ストレッチスーツとは

ストレッチスーツとは、一般的なスーツに比べ伸縮性がある生地で作られたスーツのことです。

ストレッチスーツの特徴としては、ヒジ、ヒザなどの稼働部分やスーツ全体がストレッチするため、非常に動きやすく快適に着用できることです。

また、ストレッチ素材の多くはシワになりにくい機能が備わっているため出張などで長時間座っていることが多い日や、スーツがシワになってしまうようなシーンでの着用にも向いています。

1-1. ストレッチスーツの素材

一般的に使用されているスーツの生地は、ウール、ポリエステルと混紡された生地が多いです。

ストレッチスーツには、伸縮性の高いポリウレタン系のライクラ、耐久性のあるポリエステル系のソロテックスの2つが主に使われています。

ストレッチスーツの素材は、やや特殊な素材なので製造自体がそこまで多くありません。そのため、一般的なスーツに比べてデザインやカラーの選択肢が少ない傾向があります。

またストレッチスーツに使われる生地は、生地自体がザラザラしているものが多く、一般的なスーツ生地に比べると廉価な印象です。ザラザラしていない素材のストレッチスーツを作る場合は、その分値段が高くなります。

1-2. ストレッチスーツの弱点

ストレッチスーツの弱点としては、生地が伸びきってしまった場合に見た目がだらしない印象になってしまうことです。

やはりビジネスシーンで着用するスーツであれば、パリッとした印象の方が好ましいので、素材が伸びきってしまっているスーツを着用するのはマイナスだと言えます。

伸びきってしまった、ヒジ、ヒザの部分は元に戻すことができませんので、ストレッチスーツを着用する場合は意外と注意が必要です。

例えば、しゃがむことが多い場合などです。ストレッチスーツであれば確かにしゃがみやすいです。しかしその反面、あまりに生地に負担を掛け過ぎてしまうと、伸びきってしまうリスクがあります。

そういった面から考えると、ストレッチスーツだから一般的なスーツより優れているわけではなく、ある程度注意も必要だと言えます。

また、ストレッチスーツは素材が特殊なため、クリーニング時も一般的なスーツに比べて取り扱いに注意が必要です。クリーニングに出すときは、必ずストレッチ素材であることを伝えましょう。

2. ストレッチスーツがおすすめの人

以下の方はストレッチスーツの着用がおすすめです。
一般的な生地のスーツよりも、ストレッチスーツの方が快適に着用することができます。

2-1. タイトに着たい方

タイトに着たい場合は、ポリウレタンなど化繊入りのストレッチ素材がおススメです。シルエットを追及していくと、いずれはストレッチ素材に行き当たります。お体のヌード寸と同じくらいタイトに着用したい場合はストレッチスーツにしましょう。

2-2. レディーススーツ

レディーススーツの場合もストレッチスーツがおすすめです。素材は化繊入り、もしくは天然のストレッチ素材のものが好ましいです。

メンズスーツに比べ、ゆとりが少ないレディーススーツの場合は基本的にストレッチしないと動きにくいので、ストレッチ素材を選びましょう。テーパードパンツや、タイトスカートなどにも相性が良いです。

2-3. スポーツマン体型の方

身体の大きいスポーツマン体型の方で、出来る限り見た目をコンパクトに見せたい場合は化繊入りのストレッチスーツがおすすめです。純粋な強度に優れるため、生地に負担がかかっても破れにくくなります。

綺麗にスーツを着たい場合は、天然素材のストレッチ素材の生地で適度にゆとりをもたせるシルエットがおススメです。

3. オーダースーツはストレッチスーツ不要

意外かもしれませんが、オーダースーツを作るのであればストレッチスーツにする必要はありません。

その理由としては、オーダースーツの場合、ストレッチスーツのようにストレッチしなくても快適に着用できるように仕立てることができるからです。

オーダースーツの場合は、使用する生地の伸縮幅や身体の可動域も計算して採寸します。

そのため、そもそもストレッチする必要が無いくらい快適に着用するスーツを作ることができるのです。

ちなみに、オーダースーツで使う生地が全く伸縮しないわけではありません。

オーダースーツで使う生地の種類によっては、伸縮性の高い生地から低い生地まであります。

そのため、伸縮性の高い生地を使えば動きやすいスーツを作ることができます。

ここで言っている「オーダースーツでストレッチは不要」というのは、分かりやすく言うとストレッチするスキニージーンズのような素材では作らないということです。

3-1. おすすめの生地

伸縮性のあるスーツを作る場合、生地はトーニャのエストラートがおすすめです。

トーニャ社は、上質な生地を提供し続けるブランドとして有名で、その代表作とも呼べるのがエストラートです。

エストラートは細番手のウール素材ならではの光沢感と、ウール100%とは思えない抜群の伸縮性を持つことが特徴です。

3-2. 理想通りに仕立てる

当然ですが、私たちサルトクレイスではお客様の理想通りにスーツを仕立てます。

例えば今回のように、伸縮性のある素材を使ってのオーダーも可能です。

  • 車を運転するから、肩や腕まわりは動かしやすいほうがいい
  • デスクワークで常に座っているので、ウエストや腰まわりはゆったり着たい

こういったニーズに合わせたスーツを作ることができます。

私たちはビスポークというスタイルでお客様と向き合います。

ビスポーク(Be Spoke)とは話をしながら注文を受けていくことです。

ビスポークテーラーである弊社は、事前のカウンセリングで顧客の要望を引き出して仕立てていきます。必要箇所にはゆとりを付け、稼働の少ない箇所はゆとりを省き無駄のないシルエットに仕立て上げます。

結局ストレッチスーツは必要なのか?

2019.10.1 2 500x500 - ストレッチスーツとは?おすすめの生地やオーダーについて
化繊(ポリウレタン)入りの生地

結局のところ、ストレッチスーツにするかどうかは好みによります。

ただ、私達テーラー側の意見としては、オーダースーツであれば市販のストレッチスーツのように伸びるスーツは必要ないです。

結局、伸ばさないといけないサイズ感で着ることは、生地とスーツへの負担になるため消耗は早くなります。

長くご愛用頂くためには、適度なゆとりは必要不可欠です。

時代的にも、ここ数年続いたタイトスーツの時代が終わり、クラシックなスタイリングが主流となりつつあります。

そのため、現代スーツのシルエットではストレッチ需要も少なくなっていると感じます。

オーダースーツにおいては、長く、大切にお召頂けるように仕立てるのが大切です。

2019.10.1 4 500x500 - ストレッチスーツとは?おすすめの生地やオーダーについて

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