夏に快適な素材選びとは?

皆様こんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
それにしても今年は長梅雨ですね。
傘が手放せない日がまだ続きそうです。
こちら京都ではこの時期ならではの「コンチキチン」の囃子も聴かれません。
残念ながらコロナウイルス感染拡大防止の為、祇園祭の山鉾巡行と神輿渡御が中止となりました。
また第2波の兆しがみられるようですが、一日でも早く収束することを願うばかりです。
さて、8月には梅雨明けかとの予報もございますが、これから残暑も含め9月から10月はじめぐらいまでは暑い季節が到来となります。
今回はそんな猛暑やジメジメした湿気の季節向けて、生地選びのちょっとしたアドバイスをさせていただきます。
皆さまの生地選びのヒントとなれば幸いです。
- 高温多湿にピッタリな生地選びの優先順位は?
- オススメ生地チェック編
- オススメ生地ストライプ編
- オススメ生地ストレッチ編
高温多湿にピッタリな生地選びの優先順位は?
温度が高いだけでなく、湿度も高いとなると汗でベッタリと不快指数が上がります。
ですので、できるだけ肌に触れる面を少なくし、空気の通気性が高く、ドライな状態を保ってくれる素材が良いですね。
例えば「トロピカルウール」のような強撚ウール素材です。強く撚った細くて硬い糸で織り上げると、薄手でなおかつしなやかな、光沢感のある生地になります。強撚糸を使った生地は手触りがシャリッとしていて、ひんやり涼しいために夏生地として多用されるのです。
他にも「モヘア」や「リネン」なども見た目清涼感があり、オススメですね。
少しカジュアルになりますが、「シアサッカー」や生地に凹凸感があり、通気性に優れた「ホップサック」も汗ばんでも生地が肌に張り付かず、ドライタッチで快適です。
それぞれの着用シーンやシチュエーションなどによって使い分けると良いでしょう。
それではオススメ生地をご紹介いたします。
オススメ生地チェック編

「Coral Wool(コーラルウール)」と名付けられ、その名の通り「サンゴ礁」のような見た目も涼し気な表情ですね。オーストラリアのソフトな風合いのメリノウールとモヘアのような反発力と光沢感のあるウールをブレンドした素材です。防シワ性も高く、ビジネスにピッタリです。
オススメ生地ストライプ編

「COOLMAX」と言われる今や夏向け素材を代表するブランドですね。洋服内の湿気や水分を吸い上げ、どんどん蒸発させるので、空気が中に入りやすくなり、ドライに保ってくれます。画像のような彩度の明るいカラーならなおさら清涼感が高まりそうです。
オススメ生地ストレッチ編

ウール100%ですが、優れたストレッチ性を持つオススメ生地です。糸の段階から伸縮性の加工を施すことで、ストレッチの弱点であった伸びやすさを防ぎ、化繊をブレンドしない為からウールならではの風合いがございます。また防シワ加工も入っておりますので、クリースが長く保たれます。
いかがでしょうか?この他にもバリエーション豊富にご用意がございます。


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