軽量で涼しい装い方とは?

皆さまこんにちは。いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
ジメジメとした梅雨の季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今年の夏も全国的に平年並みの高温が予想されており、猛暑となりそうです。
特に湿度が高いと不快指数がドーンとUPしますね。
今回は「軽量」「納涼」をキーワードに、高温多湿な季節にピッタリな生地やデザインをご案内いたします。
- 接触冷感なスーツ生地とは?
- 軽くても風格あるデザインは?
- 快適なシャツ生地選びは?
接触冷感なスーツ生地とは?
ジメジメ、ベタベタしたこれらの季節には「接触冷感」を具えたスーツ生地がおススメです。
「接触冷感」とは、文字通り肌に触れるとひんやりと感じる生地のことです。
熱をすばやく拡散させる機能を持ち、肌から熱を生地に伝導、吸収することで冷たく感じることができるとのことです。
従来は化学繊維によってその機能を具えていましたが、紡績などの高い技術開発により、ウール100%の素材が多くリリースされています。
例えば「REDA(レダ)」社のアイスセンスやアクティブなどは代表的なシリーズといえます。

1865年にイタリアのビエラにて創業された、老舗メーカーです。
生地表面の温度上昇を抑える「アイスセンス」や伸縮性、防シワ性に優れる「アクティブ」などの機能性をもつウール100%素材の開発に余念がなく、化繊を用いれば安価に作ることができる機能性素材を、天然素材にこだわって開発する世界的に最大規模のメーカーです。

オーソドックスな無地から千鳥格子などコーディネートしやすい生地コレクションです。

軽くても風格あるデザインは?
夏の季節で皆さまから寄せられるご質問に、「裏地を省いたアンコン仕立てではペラペラ、フニャフニャな感じにならない?」「着崩れや型崩れしやすくない?」などがございます。
オーダースーツならではの身体にフィットした、ソフトでありながら構築的なフォルムが崩れて見えないか?、安っぽく見えないか?などご心配される方が多いのでしょう。
ご安心くださいませ。立体的なラペルのロールをはじめ、胸廻りや袖付けにおいて職人がアイロンワークにてお仕立てしておりますので、決して上記のようなご心配はいりません。

アンコン仕立てでは生地を通常の約10%増しでお仕立ていたしますので、決してペラペラ、フニャフニャな印象にはなりません。
生地の端をトリミングすることで、アクセントにもなります。

背中部分の裏地が省かれ、風通しが良くなり、汗によるべたつきからも解放されます。
画像のように、生地とのコントラストのある裏地選びがおススメです。
快適なシャツ生地選びは?
直接お肌に触れるシャツにおいて、まずは生地選びが大切です。
これからの季節、風合いや色柄などより、機能性を優先順位のトップにしましょう。
速乾性や吸湿性、ストレッチ性に何より便利なイージーケア性など最近はシャツ生地にも機能性が充実してきました。
コーディネートしやすいように、色や衿型などはオーソドックスに仕上げるのがおススメです。
特に枚数のいる夏場のシャツ選びでは、「デザインはオーソドックスに、機能性を重視!」がキーワードです。

通常より毛羽立ちが少なく、凹凸感のある生地です。
接触冷感の「アイスコットン」ですので、ひんやり気持ちイイですね。
シワも入りにくく、ケアも簡単です。

ご不明な点などございましたら、お気軽にスタッフまでお問合せくださいませ。
皆さまのご来店をお待ち申し上げます。
谷町本店
泉
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