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開く、美学、~本切羽~

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サルトクレイス京都店です。

本日はオーダースーツを製作される際のオプション¥2000+税本切羽について紹介します。

目次

そもそも本切羽って何?

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ジャケットの袖口を見てください。

袖口にボタンが付いていると思います。このボタンには2種類あります。

1つ目が、縫いつけてあり袖口が開閉できないもの。

これを「切羽(せっぱ)」と言います。

2つ目が、開閉できるもの。

これを「本切羽(ほんせっぱ)」と言います。

その他の名称はコチラを一読ください。

別名「ドクタースタイル」とも呼ばれています。

なぜ、このような呼び方ができたのでしょうか。

ドクタースタイル!

元来、 本切羽の仕立ては、ビスポークなどオーダースーツから始まりました。

スーツのジャケットは人前で脱ぐことは前提とされていませんでした。

理由としては、シャツは下着、肌着と見なされていて、シャツ姿になることはマナー違反だったからです。

そして、昔はお医者さんもスーツを着ていたようです。

しかしながら、お医者さんは袖をまくることもあります。

紳士のマナーとして常に上着を着ていながらも、患者さんを診察したり、治療を行う時に袖が汚れないようにするためにはどうしたらいいのか。

ここで考えられたのが本切羽と言われています。

高級志向の証!

この本切羽、現在は高級品の証である仕様の1つとされていますが、こうした由来に想いを馳せながら身に付けるのもオーダーメイドの楽しみの1つってもんですよ。

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ナポリ風重ね釦:サルトリア・アットリーニが考案した袖口です

一般的に既製品スーツだと、ボタンホールが閉じてボタンが飾りでついているだけのものがほとんどです。

(お直し前提で作りこまないと既製品は売れない、、、、(´;ω;`))

オーダーの際、本切羽にし第1Buttonのみ開けることで、ややフレア気味の袖口になります。

エレガントに開く、美学はスーツを纏う美学へ。。。

欲しい方は是非とも京都店へお越しください。

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