みなさんこんにちは。いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
大阪・京都のオーダースーツサロンサルトクレイスです。
本日も大阪谷町店よりお届けします。

みなさんシャツはお好きですか?
「もちろん好きです」「無地も良いし柄物も良いよね」「カジュアルでもネルシャツとか着るよ」「ビシッと決めることができる」
などなどありがとうございます。
「ボタンが面倒」「地味」「アイロンとかクリーニングが面倒」
などについては今日は耳を塞ぎます。

今日は出来上がったシャツについてお話して行きます。

生地はシンプルな白のブロード無地

生地はシンプルな白のブロード生地を選びました。「スーツ屋なのに面白みがない?」確かにそうかもしれません。しかし、基本は確実に抑えるべきです。加えて言うならば個人的には白以外作る気はあまりありません。オックスフォード生地やバスケット、ヘリンボーンなどを作ることはあってもあまり他を作る気は…好みの問題です。
さて今回は縦横共に100番手双糸の生地。糸は細い程(数値が大きい程細い)ツヤが出ますが当然細くなると耐久性が落ちて行きます。美しさと耐久性を考えると日常使いでは100番手の双糸が良いかと。

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白のブロード生地
シワが入るのも味わい

手間をかけて着倒す

生地の見本をご覧頂いておわかりだと思いますが、今回私が使ったのはシワが付きやすい生地です。
こんな声が聞こえてきそうです。
「いや、面倒だ」
同意までとは行きませんが確かに面倒です(笑
面倒であることは否定しませんがしっかりとアイロンが当てられたシャツの着心地は良いものです。クリーニングはの人もいることと思います。必ずしもしなければならないとまでは言いませんができればしてほしいです。

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シワを伸ばすためにアイロンがけ
スチームアイロンが主流になっている

私がアイロンがけが必要な生地を使うのは形状安定などの加工が施されているものにはない風合いがあるからです。これは写真などでは伝わりにくいものですが、スーツスタイルを楽しむ上では是非見ていただきたいポイントです。洗っていく中で柔らかくなっていく過程が好きです(個人の好み)シャツは肌に直接触れる触れますのでせっかくオーダーシャツを仕立てるのであれば肌触りのより良いものにと。

ディティール

さて生地について特に変わったポイントはなくただ少し面倒くさいこだわりがあることは伝わりましたでしょうか。
お次はディティールについて。襟(カラー)、カフスとその他ディティールについて見ていきましょう。

襟(カラー)

顔周りで印象を大きく決定する襟。こちらでは3つの定番襟型を解説しています。
今回私が作ったのは「ピンホールカラー」です。あまり聞き慣れない方も多いと思います。一般的なビジネスマンが着用しているイメージは薄いかと。

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タイバーでネクタイを持ち上げる

こちらがピンホールカラーです。襟の開きは狭く特徴的なのがタイバーなるものを使ってネクタイを持ち上げます。立体感が出ることによってVゾーンがより華やかになります。好みが分かれる襟型であると思います。首周りのサイズとしてタイトめである方が綺麗になります。この点も着用する人を選びますね(首周りのフィット感は個人によって好みに差がありますので)
クラシカルな雰囲気を出すことができ、なおかつ他の人とは違ったシャツを着たいという方にはとてもおすすめです。
よくある白のブロード生地のシャツでも襟を変えるだけで差別化することができます。

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立体的にすることでVゾーンが華やかに

カフス

さて、首元を見て次はカフス。シャツはジャケットを着用している際は襟と袖口つまりカフスしか見えません。なので基本的にデザインはこの2点で決まります。今回はダブルカフスにしました。

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ダブルカフス

一気に袖口にボリューム感が出ます。フォーマルさを持つのも嬉しいポイントです。長い袖をカフスを留めることでしっかりと手首で固定するようにしています。こちらは私物ですが、Diorのカフス。中古市場で購入したものです(証明書がついていましたが真偽は定かではありません)こうしたアクセサリーを自然に取り入れることができるのもダブルカフスの嬉しい特典?です。メンズスーツはやはりレディースと比べて装飾性がないので(もちろんそれが美でもあります)自然に取り入れることができるのは腕時計と結婚指輪程度。華やかさを出す為の選択肢として候補になります。

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袖口にボリュームが出るダブルカフス
ボタンでなくカフリンクスで留める
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Diorのカフリンクス(私物)

その他のディティール

襟とカフスを見ていきました。その他のディティールについて。

32mm表前立

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32mm巾の表前立
少し細めなのでドレッシーな表情も持つ

第一に前立。ネクタイをしっかりと締めると見えない箇所にはなりますが、今回は表前立にしました。前立には表前立、裏前立、比翼とありますが表前立はフォーマルさでいくと他2つには劣ります。当然シャツなのでフォーマルですが…
ただ、カジュアルになりすぎないように前立の幅を32mmにしました(38mmであることが多いです)たった6mmですが与える印象が違ってくるので面白いです。

白ピース

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補強としての白ピース

次に白ピースです。言わば補強に用いられる箇所。細かい箇所であることと必ずしも必要ではないことを踏まえますと趣味趣向のディティールです。トラウザーズに入れれば見えない箇所ですし…ここが傷んで気になるとなるよりも恐らくカフスや襟の傷みが気になる方が早いかと思います。なので自己満足である感じはありますね(笑

裄丈

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しっかりと裄丈を長くとったサイジング

こちらはサイズ感になる裄丈。肩幅と袖丈を足し合わせたもの。こちらは長めに取ってカフスでしっかりと留めて手首の位置に収まるようにしています。実際にはシャツの裄丈はこれくらい長く取って頂きたいですが、野暮ったく見えるのも事実のなので難しいところ…必ずジャケットを着用している方であればあまり問題ありません。

今回の白シャツ

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裄丈が長めなので袖にはたまりができる
普段は見ることのないシャツ姿

今回はシンプルな白シャツでありながらもクラシックで華やかさもあるシャツにしました。もう少し首周りのサイズをタイトにしても良かったかなと思いますが、これをしっかりと着倒していきます。着用→洗濯→アイロンがけ→着用…
少し着古した雰囲気が出てくると最高かなと。
ちなみに細かい箇所になりますが、襟とカフスは固めに仕上げています(画像では伝わりにくい)カチッとしたイギリスライクに。ソフトな感じの方はもちろん柔らかめにすることもできますよ‼

名脇役にこだわる

夏になると主役になり得るシャツ(そう考えると脇役にスポットを浴びせるようになったクールビズは良ききっかけ⁉賛否両論有)シンプルな白のブロード生地で仕立てる白シャツでも細かい箇所に目を向けるだけで色々な選択肢が見えてきますよ。

サルトクレイス谷町店 髙橋

当店のコロナ対策

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サルトクレイスでは
全店でコロナ対策に
取り組んでいます。
アルコール除菌を
店頭にて
ご用意していますので
ご来店の際はお気兼ねなく
お使いくださいませ。
※スタッフはマスク着用
しています。

サルトクレイス谷町本店

オーダースーツサロン
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