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ドラゴ(DRAGO)のスーツ生地の種類やランク・特徴や評判をプロが解説!

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高コスパと言われているスーツ生地のブランド「ドラゴ(DRAGO)」

ドラゴの生地の種類ってどのくらいあるのだろうか?評判など気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、現役テーラーがドラゴ生地について詳しく紹介します。

種類やランク毎に分けていきますので、ぜひスーツ作りの参考にしてみてください。

目次

ドラゴ(DRAGO)生地の特徴

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イタリアはビエラ地方の良質な水質を活かし、選りすぐりの原料の白さが、色乗りの良い無垢なキャンスになる事で生み出されています。

少し生地に触れるだけでも明確な違いがご理解頂けます。

スーパ-130以上しか作らないという大変繊細な拘りも有名なお話です。

柔らかいけれど、適度にコシのある生地

ドラゴは「イタリアらしい」というワードが一番しっくりくるのかな、と思います。

糸の撚り方によって柔らかさを追求しフィニッシュにも大変拘りをもっているので男らしい適度なコシも感じます。

これに関しては実際に本縫いが終わり羽織った瞬間に感じるものです。

縫製するクラフトマンをイメージした生地ブランドならではのプライドと言えます。

ドラゴ(DRAGO)生地の種類やランク一覧

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ブランドの中にもそれぞれにランクがあり着る人によってはランクによってファンも多いようです。

細分化された生地ランクをここではご紹介します。

Super130’S

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ドラゴは最高級で最高品質である ニュージーランド 産を採用しております。

メリノウール スーパー130s’の上質な細番手の糸を使用し、双糸と単糸のツイルに織ったその生地は、滑らかな風合いと力強いハリコシを併せ持ちます。

 メリノウールといえばタスマニアが有名になりますがドラゴ社はニュージーランド産メリノウールを使用しています。

仕立てのスーツ生地には相応しいと考え抜いた結果であると言えます。

ラグビーフランネル

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DRAGO社のラグビーフランネルは、ナチュラルストレッチ&撥水加工の機能性素材が特徴です。

高級なオーダーでは、機能性素材はどちらかというと敬遠されてきました。

作り方に拘ると安価な生地は縫製と噛み合わないからです。

しかし、この生地は別格。 super130’sウールの上質な風合いはそのままに、更に糸を太引きすることで耐久性も備えています。

DRAGO(ドラゴ) ラグビーフランネルは、スーパー130’s原毛を60番手双糸使いした生地で、 本来は、もっと細い糸を作ることが出来るのにあえて太引きにしてあります。

そうすることで、耐久性が増し、シワの回復力が格段に上がって仕立て映えもします。

イタリア人が英国調の生地を織りなすとドラゴ社のよう別格を味わえます。

SWING

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「スウィング」は、ゴルフのスウィングを象徴してます。

ゴルフウェア用という括りではなく、着用してもゴルフスイングが軽快に出来る快適さがSuper130’Sの原料を使用したウール100%素材もありますが、超長綿を使用した綿とウールを用いた素材が人気です。

軽快な動きをサポートするのは、ストレッチ性です。

ゴム原料繊維を用いる事無く、天然繊維だけに拘り、ウールの「クリンプ」が持つ収縮性と撚りに加え、糸を加工する事によって実現しています。

近年では女性にも人気の生地です。

ドラゴ(DRAGO)の評判

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スーパーファインウールの領域では、ゼニアさえも凌駕するほどの技術力を見せつけるドラゴは、美しいものを追求する世界のデザイナーやサプライヤーから絶大な信頼を得ています。

またドラゴは、最新の「ナノテクノロジー」を駆使し、高級服地にウールの持つ質感を損なわずに防しわ・撥水効果を与えることに成功しています。

これにより、高級品にありがちなデリケートなイメージを「意外にタフ」と言う評判を得ています。

コスパが良い

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グレンチェック柄にエンジが組み合わさったクラシックながらも
新鮮な印象を与えてくれる
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柄は定番のストライプだがネイビーにグリーンが混ざったような
絶妙な色合いでフランネルの風合いとマッチ
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こちらもグレンチェック
グレーではなくトレンドのブルーグレー
爽やかな印象ながらも落ち着いた雰囲気を演出

ここからはコスパについて。

若い羊の毛であり、刈り取ってから丁寧に不純物を除去する服地には表面の美しさや色の染まり具合の深さなどに、ひと目でわかる圧倒的な差が出ます。

ウールはオーストラリアとニュージーランドから、ホワイトカシミヤはモンゴルから、最高の原毛を集めて、さらに科学的手法で厳しく選別された超良質なものを使用しています。

紡績加工の技術ですが、極細の梳毛ウールの紡績のための絶え間ない技術革新により、今でも進化しながら垢抜けた革新的な糸を生み出し続けていることが大きな評判を呼びました。

エルメネジルド・ゼニアやロロ・ピアーナに高品質の糸を供給し、さらにその上をいく品質の糸はドラゴブランドでのみ服地として生み出されるという、本質的な最終回答としましては、ゼニア以上のクオリティの服地なのですが、ゼニアよりも手頃に入手できる知る人ぞ知るイタリアの織元なのです。

まとめ

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DORAGOの生地で仕立てたオーダースーツ

実際にドラゴの生地で仕立てたオーダースーツ
ブラウンに暖色のネップが効いたカントリーチックな生地
イタリアらしい柔らかなシルエットにカジュアルに映えるアウトポケット
スーツはもちろん、デニムやチノパンに合わせて見栄えしますね

最近では国による生地の風合いに、昔ほどは明確な違いが見られなくなったが、イタリア生地の天性というべき色彩美の魅力を新鋭ブランドDORAGOが教えてくれると言っても過言ではありません。

ぜひ、一度DORAGOで一着仕立ててみてくださいきっと惹かれ二着目もDORAGOでとなるかもしれません。

もちろん、DORAGO以外のイタリア生地も数多く取り揃えています こちらも合わせてみて頂けると幸いです。

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