オーダースーツのボタン選びで失敗しないコツを伝授!ボタンの種類や人気のデザインを紹介!
オーダースーツを着る際に、選ぶボタンの種類やデザインによって、印象や雰囲気が大きく変わってきます。
しかし、ボタンには種類が多く、どれを選んでいいか分からないという方もいるかもしれません。
そこで、この記事ではオーダースーツのボタン選びで失敗しないコツを伝授します。
一般的なボタンの種類や、それぞれの印象、人気のデザインについて詳しく紹介します。
オーダースーツを注文する前に、ボタン選びについて知っておくことで、自分に似合うスーツを手に入れることができます。
オーダースーツのボタン選びで失敗しないコツとは?
釦選びで重要なことは、釦をポイントとして見せたいのか、生地に馴染むように選択するのかで大きく変わってきます。
既製品のスーツなどは基本的に濃い色の釦がついていることが多いです。
同系色系でまとめてあげることが一番失敗しないコツだと思いますが、せっかくオーダーするのに勿体ないというお客様も少なからずおられますのでそういった時は同系の艶のあるボタンをおすすめしています。
オーダースーツの一般的なボタンの種類と特徴を紹介
水牛ボタン
水牛ボタンはオーダースーツでは定番で一番と言っていいほど人気のボタンです。
高級ボタンの一つとされている水牛ボタンは角の部分と一部の骨を加工して作られています。
長年使っても風合いは変わらず、高級感のあるスーツに格上げしてくれる釦です。
貝釦
上品な光沢感が人気の貝釦。
光沢のあるスーツとの相性がとてもよくおすすめです。
春夏のスーツやジャケットなどに付けられる方が多いですが貝でできた釦ですので、割れやすいといったデメリットがありますのでクリーニングの際は注意が必要です。
ナット釦
ナット釦は水牛釦につぐ高級釦の一つです。
椰子の実の種を加工してできた釦です。
少しカジュアルな印象になりますので単品のジャケットやスーツでも着崩したい時などにおすすめの釦です。
ナット釦は後染めのためカラーバリエーションは豊富ですが、経年劣化で色落ちする可能性があることが少しデメリットかとおもいます。
シーンによって選ぶべきボタンのポイント
フォーマルシーンでのボタン選びの注意点
冠婚葬祭のフォーマルスーツは基本的に艶や柄のあるボタンは避けるようにしましょう。
友人の結婚式でしたらまだそこまで気にしなくてもいいのかなと思いますが、その他のフォーマルなシーンで着用するスーツにはマットな艶なしの無地のボタンが無難かと思います。
どうしてもボタンは表に見えるところになるので、派手なボタンは常識がないとみられる可能性がありますのでご注意を。
ビジネスシーンでのボタン選びの注意点
ビジネスシーンではカジュアルな印象をいかに持たせないかを考えてボタンを選んでいただけたらいいかと思います。
職業柄気にしなくても良いという方も最近増えてはいますがスーツの生地がビジネスっぽい柄なのにボタンだけカジュアルというのもおかしくなってきますので、悩まれた際は水牛ボタンを付けていただいたら間違いないかなと思います。
まとめ
オーダースーツでのおすすめのボタンを紹介してきましたがいかがでしょうか。
もちろん上記で説明したボタン以外にも種類はたくさんございます。
生地とボタンに関してはしっかり拘っていただきたいところではございますので是非、ご来店いただき一緒に悩んで決めていただけたらと思います。