細身のスーツはダサいのか?ダサいと言われる理由や着こなす方法は?
この記事を読んでいるあなたは
「細身のスーツはダサいの?」
「細身のスーツは流行から遅れているの?」
と疑問に思っているのではないでしょうか?
結論から言うと、細身のスーツをかっこ良く着こなすにはいくつかポイントがあります。
今回は細身のスーツを着こなすためのポイントなどについて解説します。
細身のスーツがダサいと言われる2つの理由
サイズ感
細めのスーツは今でも人気ですよね。
しかし、サイズ感があっていないとボディーラインがかなり見えてしまっている、明らかに細いスーツを着用している為、細かいシワや肩幅があっていない、ツキジワが出てしまっている方を見かけることがあります。
全体的に細めのスーツを仕立てたり、既製品で購入するのではなくまずは自分の体にあっているかどうかをみていかないといけません。
サイズ感が合っていないスーツを着ていると、すぐに破けてしまったりシワが目立ち、いくらブランド物の良いスーツであっても着こなすことができません。
まず、細めのスーツから入るのではなく、自分のサイズ感に合ったスーツを念頭において購入するべきです。
バランス
細身のスーツと関係しているのが丈感です。
これも街中で見かけることが多いのですが、とても細身のスーツを着ている方はジャケットの着丈、パンツの丈もかなり短いです。
普段着でスキニーパンツやストレッチが効いているすらっとしたパンツを履き慣れている方、セットアップに慣れている方はスーツにもその形を求めることが多いです。
そもそもスーツとカジュアルなセットアップ、パンツとでは素材感などが全く違う為、ある程度バランスは分けて考えていただいている方が良いかと思います。
特に着丈とパンツの股下はスーツ全体の印象が大きく変わるところではあるので、短くしすぎないことをおすすめ致します。
細身のスーツはサイズ感を間違えなければダサくない
細身とはいっても皆様、それぞれの細身の基準があると思います。
普通に着ていて突っ張らない、シワにならないサイズ感でいかに細く見せるのかを簡単にご説明させていただきます。
生地の色味で細く見せる
ホワイト、アイボリー、レッド、オレンジ系統の色は膨張して見えるので、この中の色の派生した色(ライトグレーやベージュ系)は細く見せたい方は避けるべきかと思います。
逆に暗めのブルー系やブラウン、カーキなどは視覚的に細く見える収縮色などを選ぶと同じサイズ感のスーツでも細く見えます。
生地の柄をストライプにしてみる
生地の柄もチェック柄よりストライプの方が細く見えます。
これも視覚的な物になるので、参考までに!
パンツのシルエットをテーパードにする
テーパードとは太腿から裾口にかけて徐々に細くなっていくスタイルです。
そうすることで膝位置が高く見え、足長効果がありパンツが綺麗に細く見えます。
ですがある程度のゆとりを持ってしないと、脹脛に裾が引っ掛かり自然に裾が降りてこなかったり、スーツではなくカジュアルな印象を与えてしまうので詰めすぎはおすすめしません。
ジャケットのボタン位置や腰ポケットの位置を少し高くする
英国調のスーツに多く見受けられますが、ボタンの位置や腰ポケットの位置を標準より気持ち高くしてあげることで、ウエストラインのドレープが高い位置から始まるのでくびれができ、スーツを着ると細く見えるといった状態になります。
細身のスーツをかっこよく着こなす方法・ポイントを紹介
細身のスーツをカッコよく着こなす為の大前提は、ジャケットは肩幅、着丈、バスト、ウエストの4箇所は特に意識した方が良いです。
パンツは、ヒップサイズとパンツのシルエットです。
ジャケット
ジャケットは肩幅のサイズ感で決まるといっても良いほど重要な箇所になります。
小さすぎても大きすぎても着づらくなります。
着丈
着丈に関しては、パンツの股下と関係してきますが細身のスーツをお好みの方は気持ち短めのセンターベントがおすすめです。
着丈を気持ち短めで設定してあげることで足長効果がありスタイリッシュに見えます。
ですが、特に身長が高い方は着丈を短く設定しすぎてしまうとものすごく短く見えてしまい、バランスが一気に崩れてしまいます。
後ろから見たときにお尻が少しのぞいているぐらいがおすすめです!
パンツ
パンツは、ヒップサイズが小さすぎると破ける原因になってしまったり、そもそも突っ張って動きにくいです。
逆に大きすぎると全体のシルエットがダボっと見えてしまいますので適度なゆとりが必要です。
細身のスーツを着るならオーダースーツ!!
程よいゆとりを保たせながら細くお仕立てすることが可能なのは、オーダースーツしかありません。
オーダースーツの中でも弊社サルトクレイスであれば、お客様のご要望をより詳しく汲み取り、再現できるスタッフが在籍しております。
お仕立てするスーツにあう、シャツやネクタイなどトータルコーデもご紹介することもさせていただきます。
まとめ
今回は、細身のスーツに関して色々とご説明させていただきました。
普段、既製品でスーツを購入を購入されている方は、一旦自分の体に合ったスーツをまずはお仕立てしてみてください。
今まで着ていた細身のスーツがいかに合っていなかったかを実感できると思います。
スーツはあくまでスーツですので、カジュアルなセットアップを購入する感覚で仕立てたり、買ってしまったりすると後々体型変化ですぐ着れなくなってしまうこともありますのでご注意ください!