【京都店】今季イチ押し春夏スーツ素材とは?
皆さまこんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
大阪・京都のオーダースーツサロン サルトクレイスです。
今回は一足早く、皆さまに春夏素材のオススメをご紹介させていただきます。
先行きの見通せない今、あらためてオーソドックスで永く愛せる、男のワードローブに必至な素材をピックアップいたしました。
サンクロス(ソラーロ)
皆さまご存じの「サンクロス」、最近では「ソラーロ」とよくメディアで紹介されている素材です。
本来の「サンクロス」生地は、経糸に薄いグリーンを、緯糸に赤を打ったハーフ綾で織られたものです。
英国人が植民地下のインドの熱帯での直射日光でも色の退色が少なく、光による色の変化を楽しめることから人気となりました。
これまでは、ビジネスに不向きとお考えの方を多かったですが、最近は表の色のバリエーションも多く、ネイビーやグレーなども増えてきました。
英国製はもちろん、イタリアの生地メーカーからもたくさんリリースされています。
同じネイビーでも、ひと味違う表情が楽しめる「サンクロス」、是非オススメです。
シアサッカー
4月に入るとクールビズとなる方が多いと思います。
また、コロナ禍により、リモートワークも増えていることでしょう。
働き方が多様化していくにつれ、ビジネススタイル、つまりお仕事の装いも多様化している今、「シアサッカー」は見た目の生地感からとてもリラックスして見え、無地ならきちんと感もあり、大変オススメです。
日本語では「ちぢれ織り」といい、浴衣の素材として古くから親しまれています。
経糸に張力の違う糸を使い、縮ませて織ることから凹凸ができ、直接肌に触れる面積が少なくなり、猛暑でも至極快適です。
最近ではストレッチ性を兼ね備えた素材も増え、イタリアはもとより老舗国内生地メーカーからもリネンなどとブレンドした風合い豊かな素材がございます。
モヘア
春夏のスーツ素材といえば「トロピカルウール」が代表ですが、すでにお持ちの方も多いかと存じます。
目付が軽く、薄い梳毛生地から夏にはピッタリですが、これからワードローブに追加するならば、「モヘア」がベストです!
なめらかなタッチと白く輝く独特の光沢感から、「アイスヤーン」と呼ばれていたこともあるほどです。
特に生後6か月までの子山羊の毛である「キッドモヘア」は大変貴重で、お仕立て上がりにも差がでます。
英国製が最も有名ですが、やや目付の軽いイタリア製もオススメです。
現在京都店ではイギリス生地フェア開催中です!(秋冬素材)
生地に関する事だけでなく、ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
皆さまのご来店をお待ち申し上げます。