男性が結婚挨拶のスーツで押さえるべき5つのポイント!
この記事をご覧いただいてる方は、結婚の挨拶を控えた未来の旦那様だと思います。
結婚の挨拶をする予定がある男性は、緊張で眠れない日々が続いていませんか。
彼女のご両親を目の前にして「娘さんを僕にください」と言うのですから、一世一代の大イベントなのは間違いありません。
「身だしなみや服装は準備万端で臨みたい」という男性が訪れる大阪のオーダースーツ専門店「サルトクレイス」へ行ってきました。
男性が結婚挨拶のスーツで押さえるべき5つのポイント!
結婚の挨拶に適したスーツとはどんなものでしょうか?
一言でスーツといっても色や柄、サイズ感など、その場に適した正解が存在します。
日頃からご両親と親しい関係にある場合や、ご自宅へ招かれる際には「いつも通りの服装でいいよ」と言われることもありますが、スーツが無難です。
スーツの色
結婚の挨拶ではなるべく、落ち着いた印象・真面目な印象を与える事が大切ですので、黒・ネイビー・グレーがおすすめです。
しかしながら、ネイビー・グレーでも明るすぎるとカジュアルさも出るので、少し暗めなものでフォーマル感を出すとより良いでしょう。
誠実さと清潔感を感じさせるネイビーの無地がおすすめです。
スーツのデザイン
ジャケットはシングルジャケットがおすすめです。
ダブルジャケットでは重厚感があり、特に親世代の間では目上の方が着るスーツとしてのイメージが強く注意が必要です。
また、本来のスーツスタイルはベストを着用した3ピーススタイルですがおしゃれさや格式の高さが強調されるので、結婚の挨拶の際はなるべく自己主張を抑えるためにも2ピーススーツにしましょう。
ネクタイの色や柄
誠実さや爽やかさが出るネイビーや穏やかで秋冬の季節に合うブラウン、赤に比べると落ち着いていますが情熱的で頼り甲斐のあるボルドー・エンジなどがおすすめです。
柄は無地・幅が狭めのストライプ・ドット柄などがおすすめで、個性を出しやすいネクタイですが結婚の挨拶ではなるべく落ち着いた印象にしましょう。
シャツの色や柄
シャツは基本的にビジネスで良く使う白か薄いブルーがおすすめで、柄に関しては清潔感を出すためにも無地が一番良いでしょう。
そして襟の形がいくつかありますが結婚の挨拶の場ではレギュラーカラーかワイドカラーがおすすめです。
ボタンダウンはカジュアルな印象になるので避けておいた方が良いでしょう。
靴・靴下・かばん
靴はスーツの色に合わせて黒か暗めの茶色でストレートチップがおすすめです。
また、靴は特に汚れや傷がないかを良く見られることがありますので、細かい部分まで注意して磨いておきましょう。
靴下の色はネイビースーツならネイビーを、グレーススーツならグレーか黒で基本的にはスーツと同色でダーク系のものを選びましょう。
かばんは基本的には持参しないのが良いですが、どうしても必要な場合はコンパクトなクラッチバッグなどにまとめてビジネスバッグなどの堅すぎる印象やリュックのカジュアルすぎる印象は避けましょう。
結婚の挨拶が成功すると噂のオーダースーツ専門店サルトクレイスに行ってみた
この記事を書いた人
今回はサルトクレイス谷町本店に行ってみました!
谷町四丁目の谷町本店です。
サルトクレイスで実際にオーダーする流れ
1. WEB予約
まずはWEBから予約しました!(電話やLINEもOKです)
オーダースーツは美容室のように”サロン”要素が強くカウンセリングやコミュニケーションが仕上がりに大きく影響しそうですよね。
2. お店へ向かう
場所は谷町四丁目に位置する谷町本店です。
最寄駅は大阪メトロ谷町線の谷町四丁目駅、四番出口を出て徒歩5分の位置にお店があります。
近隣にはコインパーキングも多数あり、車でのアクセスも良さそう。
サルトクレイス谷町本店に到着!
木の優しさと緑が特徴的なお店、アースカラーでまとまったオシャレな外観です!
(のちに聞いたのですが、オーナーが地中海をイメージしてデザインしたみたい、すごい。)
3. カウンセリング
まずはカウンセリングからスタート。
今回担当いただいたのは近藤さんです。
着用シーンや目的、スーツの色柄のイメージがどの程度あるかなどスタイリストさんと共有していきます。
スーツを着るうえで困っていることや解消したい悩みなども細かくヒアリングしていただきます。
近藤さん「今回のスーツは、どのようなシーンで着用されますか?」
スーマ「近々、彼女のご両親に結婚の挨拶をする予定があって。」
近藤さん「おお〜、おめでとうございます!」
スーマ「まだですよ(笑) まだ許しを得た訳ではありませんから!」
近藤さん「きっとスーマくんなら大丈夫ですよ!私は既婚者なので、もちろん結婚の挨拶は経験済みです!私にお任せください!」
スーマ「頼りになります!お願いします。」
4. 生地決め
3000種類以上ある生地の中から、自分好みの生地を選んでいきます。
着用シーンはもちろんのこと、予算を応じた提案もしてもらえるので安心です。
近藤さん「今回のテーマは男性らしい力強さ、もう一つは誠実で清潔感あるイメージにすること。これらを考慮すると、暗めのネイビーなんかはいかがでしょうか。」
“きちんとしたスーツが欲しい”という漠然としたイメージからものの数分で、潜在的に自分が求めていた理想のスーツが形になっていきます。
スーマ「ネイビーも魅力的ですが、結婚式に招待されたときにも着れたらなあと思ってきました。ネイビーだと個人的には着づらくて。わがまま言ってすみません。」
近藤さん「いえいえ、わがままを叶えるのがオーダースーツですから!それでは、光沢の強いブラックはいかがでしょうか。艶がないと礼服っぽく見えるので光沢感が重要です。こちらはいかがでしょうか。」
スーマ「おぉ〜、、、かっこいい!これですこれ!惚れました。」
イギリスのWOODHEAD(ウッドヘッド)という生地に決めました!
ブラックスーツなのに喪服っぽくならない光沢感が素敵です!
5. デザイン決め
ジャケットの衿やポケットの形からはじまり、ボタンや裏地まで自分好みにカスタマイズしていきます。
衿の形ひとつにしても、着用シーンによって使い分けがあるのを知りました。
近藤さん「さて、ボタンと裏地はどうしましょうか」
スーマ「こんなにたくさんあると迷いますね〜(笑)」
近藤さん「ここまで正統派なブラックスーツできたので、ボタンと裏地もブラックで合わせましょう!」
ボタンは水牛ボタン、裏地はキュプラ素材のブラックにしました。
水牛ボタンは¥3,000(税込¥3,300)、キュプラ裏地は¥5,000(税込¥5,500)でした。
6. 採寸・フィッティング
いよいよ採寸です。
はじめに体のサイズを一通り測ったあと、ゲージ服と呼ばれるスーツを着用してサイズ感を合わせていきます。
シルエットのイメージを顧客とスタイリストさんが共有するために重要な工程なんだそう。
近藤さん「スーマくんは撫で肩体型なので、ショルダーラインが重要です。」
スーマ「そうなんです!背負ったリュックが肩から落ちてくる撫で肩です。」
近藤さん「今回はフォーマルなショルダーラインを形成するため、薄い肩パッドを入れましょう!撫で肩にはパッドを抜いたスタイリングも相性はいいですが、今回は結婚の挨拶用ですからね。」
スーマ「あと、ウエストはシェイプした感じがいいです!」
近藤さん「わかりました!バランス見ながら調整していきましょう。」
的確なアドバイスと、タイトスーツが好きという私の好みも汲んでいただきました。
ピン打ちをしていくうちに出来上がりのイメージがどんどんと湧いてきます。
かっこいいスーツに仕上がりそうです!
7. 納品
約1ヶ月後、近藤さんより連絡がありました。
待ちに待ったスーツの完成です!
再び谷町本店に予約を入れ、スーツの引き取りに行きました!
スーマ「おおおお〜!!!めっちゃかっこいい〜!!!」
近藤さん「おお〜!かっこいい!早速着てみましょう!」
タイトシルエットでありながら、今までに比べると格段に着心地が良い。
可動域を確保したうえで、余分なゆとりを削っていただきました。
スーマ「これです、これを求めていました。」
近藤さん「喜んでいただいて何よりです!」
完成したスーツの感想
今回お世話になったサルトクレイス谷町本店、そして担当いただいた近藤さん、ありがとうございました。
私の考えや悩みを汲み取ると同時に、結婚の挨拶の先輩としてもアドバイスをいただき、仕上がる前から「この方に任せておけば大丈夫だ」という安心感がありました。
それ故に仕上がるまでの約一ヶ月間が待ち遠しくて仕方なかったです!
サイズ感もピッタリなのに動きやすく、美しいシルエットも保っていて感動しました。
改めて「サイズ感」の重要性を痛感しました!
いくら高価な洋服や高級生地で仕立てられたスーツでも、サイズ感が合っていないと台無しになってしまいます。
自分の体を把握し、適正なサイズ感を知ることで、ファッションの中に「遊び」を持たせたり、あえて「オーバーサイズで着てみる」といった新たな引き出しが見えてくるんだと思いました。
サルトクレイスではデザイン面でも色々アレンジができるので、こだわりが強いスーツ好きのお客様も多く、なかなか通常のパターンオーダーやイージーオーダーでも実現の難しいオーダーも受け付けているのだとか。
私も早速次のスーツが欲しくなってきました!
いざ結婚の挨拶へ、結果は?
後日、仕立てていただいたオーダースーツを着て結婚の挨拶へ行きました。
結果は、、、
ご両親「よろしくね!」
よかったーーーーーー!!!!!!
事前に「 私服でいいから」と言われていましたが、お義父さんはスラックスにシャツ姿でした。
ラフな格好で行かず良かったと心から思いました(笑)
仕立てていただいたオーダースーツを着用しているおかげか、落ち着いて話すことが出来ました。
結婚の挨拶へ行くスーツをサルトクレイスでオーダーしてよかったポイント5選
着用シーンに適した提案がもらえる
オーダースーツのスタイリストさんにとっては当然のことかもしれませんが、着用シーンに合わせたスーツ選びを熟知されていると改めて感じました。
「在庫リスクのない受注生産だからこそ、顧客が本当に求めているものを提供できる。」と近藤さん。
なるほど。
既製品だと在庫が発生するので、売り切ろうと提案の偏りが出るんだなと納得しました。
体のクセをカバーする体型補正ができる
体のクセは千差万別です。
サイズを合わせるだけでなく、私のような撫で肩体型にも体型補正を施すことで綺麗なスーツに仕立てることが可能です。
イージーオーダーと呼ばれる製法だからこそ、顧客一人一人の体型に合わせたスーツが完成します。
(参考:イージーオーダーと補正のお話)
シャツやネクタイなど、トータルコーディネートが可能
スーツはもちろんですが、シャツやネクタイなどのコーディネートもお任せできます。
これもスタイリストにとって当たり前と言えば当たり前ですが、ビジネスシーン以外の提案ってなかなか難しいものだと思います。
今回「結婚式の参列用としても使いたい」というわがままを言いましたが、「スピーチや乾杯の音頭、受付を頼まれることはありますか?」や「上司など目上の方の結婚式にも着用したいですか?」と聞かれました。
細かい部分まで考えてくださり、安心してお任せ出来ました。
3ヶ月間のアフターフォローが安心
3ヶ月間のアフターフォローが安心です。
納品後半年間の微調整は無償で対応してもらえます。
※大幅な体型変化は除くそう。
いざ仕上がって、「思ったより裾が長かったな〜。」など、我慢する必要はありません。
納期の相談も聞いてもらえる
実は今回、通常の納期より少し早く仕上げていただきました。
「1ヶ月後の○月○日に着用したい」など、予定がある際には一度相談してみましょう。
今回私のケースでは不要でしたが、¥4,000(税込¥4,400)の有料オプションですが、特急対応というメニューもあるそうです。
まとめ
人生に置いて自分という人間を認めてもらうとても貴重な場である結婚の挨拶。
中身も大切ですが、第一印象を良くするためには外見に気を使うことがとても大切です。
結婚の挨拶用に限らず、フォーマルなスーツが作れるサルトクレイスへお気軽にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
大阪のオーダースーツ専門店サルトクレイス3店舗をご紹介
谷町本店
大阪のオフィス街にありながらも、落ち着いた雰囲気の路面店。繊維の街「糸屋町」に構える。
- 地下鉄『谷町四丁目駅』、京阪/地下鉄『天満橋駅』双方から徒歩圏内
- 「テーラーらしさ」を宿した茶色基調の路面店で、洋服を仕立てるという雰囲気を味わえる
梅田ブリーゼブリーゼ店
ブリーゼブリーゼ1F
- 大阪駅から徒歩5分、西梅田駅から徒歩3分
- 地下直結で各沿線からアクセス可能、駐車場も有り
- レディースオーダーの割合も多い
Nu茶屋町店
Nu茶屋町3F
- 阪急『大阪梅田駅』茶屋町口より徒歩1分
- 阪急沿線側からのアクセス抜群
- 本格的な靴磨きカウンター併設
サルトクレイスのコロナ対策
サルトクレイスでは全店でコロナ対策に取り組んでいます。
アルコール除菌を店頭にて用意していますのでご来店の際はお気兼ねなくお使いくださいませ。
※スタッフはマスク着用しています。