【私服?スーツ?】オフィスカジュアルのポイント【年齢・職種別】
最終更新日:2021年8月25日
コロナ禍によってテレワークやリモートワーク等の新しい働き方が当たり前となってきました。働き方の変化に伴って仕事で着るスーツにも変化が出てきましたね。スーツを毎日着なくても良いオフィスカジュアルが業種を問わず取り入れられています。
「転職先がオフィスカジュアルでOKとなっているが、どこまでがOKなのか、、、」
「基本はスーツ着用だが、週に一日はオフィスカジュアルが採用された。何を着ればいいか分からない、、、」
オフィスカジュアルに悩まされる方も少なくないでしょう。
そもそもオフィスカジュアルとは?
オフィスカジュアルとはその名の通り、オフィスで着用するのに相応しいカジュアルスタイルです。
具体的に言うとスーツほどカチッとしてなくてもいいけど、カジュアルな服装ながらもキチッとしている服装です。
オフィスカジュアルのルール
オフィスカジュアルには細かいルールはありませんが、会社で働くには相応しくない最低限のNGポイントはいくつかあります。
NGポイント①:Tシャツは控えよう
いくらオフィスカジュアルでもビジネスシーンでTシャツ一枚で働くのはラフすぎます。せめて襟の付いているポロシャツを選ぶことが無難です。
NGポイント②:スウェットパンツやジャージは控えよう
パンツは全体の雰囲気を決める大事な役割を担っています。いくらジャケットやシャツをキチッと着用していてもパンツがスウェットやジャージだと一気にだらしなく見えるのでパンツはスラックスを選びましょう。
NGポイント③:派手な色物やデザインは控えよう
当たり前ですが派手な色物やデザインは仕事着には相応しくありません。冒頭に記載した通りオフィスで着用するのに相応しいことが前提です。主張が強すぎるものはNGです。
【世代別】オフィスカジュアルの取り入れ方
一概にオフィスカジュアルといっても年齢によっても取り入れ方は様々です。細かいルールがないからこそ、自身の年齢や社内での立場、役職を意識したオフィスカジュアルの取り入れ方を意識することが大切です。
20代のオフィスカジュアル
入社したてのフレッシャーズから社歴が浅い20代のオフィスカジュアルは、カジュアル過ぎずに控えめを意識することが大切です。オフィスカジュアルだからといって無理にカジュアルに寄せる必要はありません。
普段ネクタイをしめているならネクタイを外してインナーのシャツをボタンダウンに変えるだけでも充分オフィスカジュアルになります。20代でのオフィスカジュアルは普段のスーツスタイルから少しだけカジュアルダウンすることがベターです。
30代のオフィスカジュアル
30代では20代よりも余裕のあるオフィスカジュアルを取り入れても良いでしょう。上下を揃えたスーツスタイルから異なる上下を合わせたジャケパンスタイルにしてみるのもオススメです。
スーツほどのカチッと感はありませんが、ビジネスシーンにも相応しいジャケパンスタイルはオフィスカジュアルでは取り入れやすいです。ジャケットは派手な色や柄は選ばず控えめなネイビーやチャコールグレーを選びましょう。
40代~50代のオフィスカジュアル
40代~50代のオフィスカジュアルは20代~30代のオフィスカジュアルとは一線を引いたコーディネートにしましょう。カジュアルながらも端正さや凛々しさを意識することがポイントです。
アースカラー(茶色やベージュ)のスーツはネイビーやグレーとは違った大人の色気があります。普段はネイビーやグレーのスーツを着用している方はオフィスカジュアルの日にアースカラーのスーツで普段と違った雰囲気を演出するのもオフィスカジュアルの楽しみ方です。
【職種別】オフィスカジュアルの取り入れ方
年齢だけでなく職種によってもオフィスカジュアルの取り入れ方は様々です。堅いイメージの公務員から自由度が高いイメージのIT関連まで、職種を考慮したオフィスカジュアルの取り入れ方も重要です。
公務員のオフィスカジュアル
公務員のオフィスカジュアルは所属する部署にもよりますが、普段スーツを着用している部署ならばオフィスカジュアルはノーネクタイやジャケパンスタイルで控えめなコーディネート(ネイビーのジャケットにグレーのスラックス)が良いでしょう。
オフィスカジュアルと言え、誠実なイメージを崩さないようにすることが重要です。
金融・不動産のオフィスカジュアル
金融や不動産も取り扱うモノが高額かつ信用・信頼が大切な職業になります。誠実なイメージを守りましょう。
オフィスカジュアルの日はネクタイの色目を普段より明るくしてみてカジュアルダウンしてみてはいかがでしょうか
ジャケットやシャツをカジュアルにしなくとも、明るい色目のネクタイを選ぶだけで顔周りも明るく見せることが出来るのでオススメです。
商社のオフィスカジュアル
商社のオフィスカジュアルは公務員や金融・不動産のオフィスカジュアルほど堅さを意識せず会社のイメージを崩さない程度に普段のスーツスタイルからカジュアルダウンしましょう。
インナーのシャツをギンガムチェックを取り入れてカジュアルダウンしつつもネイビーで統一したまとまりのあるコーディネートです。まさにオフィスカジュアルですね。
IT関連のオフィスカジュアル
IT関連のオフィスカジュアルはよりファッショナブルな印象があります。クールビズ期間はポロシャツを着用したり秋冬期間にはインナーをシャツでなくセーターを着用することもあります。
実はスーツと違いルールの少ないカジュアルでのコーディネートのほうが難しい見方もあります。毎日のコーディネートを考えるのが面倒くさくなり単調な着こなしばかりにならないよう注意しましょう。
オフィスカジュアルにオススメのスーツ生地
オフィスカジュアルだからといってスーツを着てはいけないわけでは決してありません。またスーツを着用する場合でもスーツの生地の素材によってオフィスカジュアルになります。
春夏シーズンならシャリ感のあるモヘアがオススメ
シャリ感に加え光沢のあるモヘア素材のスーツはオフィスカジュアルにも着用できます。スーツだけでなくジャケット単品でも使えるので春夏シーズンにはオススメです。
秋冬シーズンなら温かみのあるフランネルがオススメ
起毛感のあるフランネルは保温性も高く秋冬のスーツ生地にはオススメです。フランネルは光沢が無いため色目はネイビーやグレーを選ぶとビジネスシーンでもカチッと見えます。
オフィスカジュアルでもスーツは必要不可欠
いくらオフィスカジュアルが進んでもビジネスシーンにスーツは必要不可欠です。むしろ普段はスーツをキチッと着ているからこそオフィスカジュアルが活きてくるのです。
ビジネススーツはもちろん、オフィスカジュアルでも着まわせるジャケットやスラックスもオーダーで楽しんでみませんか。オフィスカジュアルが楽しくなるような幅広いご提案をさせていただきます。
オーダースーツ専門店 サルトクレイス
久保