細すぎスーツの注意点
@2020年6月1日更新
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
スーツは好みが別れますね。
ゆとりをもったスーツだったり、細身のスーツだったりと…
今細身のスーツを着られる方は多いですがそんな時の注意点について。
スーツが細すぎると
注意する必要があるのが
- 胸周り
- ウエスト周り
- 太もも周り
これらは特に注意が必要ですね。
見た目的にパツパツ感を強めてしまいます。
胸周り
(めちゃくちゃイケメン‼)
ジャケットの衿が折れているのがわかりますでしょうか。
胸周りにゆとりがなく、ウエストを絞りすぎてしまうとこのように…。
腕周りもパツパツに…。
加えてジャケットが上に引っ張られのでボタン位置が高くなり着丈も短く見えるように。
要注意です。
(イケメン過ぎんか⁉)
ウエスト周り
ウエストを絞りすぎるのも注意です。
まずボタンを中心ににシワが寄りすぎます。
それともう一つ注意が必要なのが胸(チェスト)との差寸。
差寸が大きすぎると衿が浮いてしまいます。
ボタンの位置なども関係してくるので要相談です。
太もも周り
パツパツと聞いて真っ先に思い浮かべる場所では?
特に細身のパンツが難しいのが太もも周りなんですよね。
立っている時に少しゆとりがあっても座った時のことも考えましょう。
特にスポーツをしている方などは筋肉が膨張してよりきつく。
試着した際には必ず座る動作を。
もう一点パツパツ感以外に気をつけて頂きたいのがクリース。
細すぎるとクリースが消えてしまいますので良くないですね。
スーツとして軽い印象になってしまいます。
機能面
細身のスーツはスマートでかっこいいのですが
- 肘や膝など動いた時に生地に負担がかかりすぎる
- 座った時にパンツの裾が上に上がり立っても下に降りない
細身のスーツが好きな方であっても起きてしまう現象です。
肘や膝など動いた時に生地に負担がかかりすぎる
今腕を曲げたり足を上げたりしてみてください。
肘や膝が生地に当たることで生地が引っ張られ袖口や裾が動くことと思います。
通常袖口や裾が動くことで生地へ過度の負担がかからないのですが、細すぎるスーツになると袖口や裾が動きにくく力が加わり過ぎます。
当然着用感も悪くなってしまいます。
立っている時だけでなく動くことを考慮する必要があります。
パンツの裾が降りてこない
前述したように座ったりした際に裾が上に。
上に上がること自体な普通なのですが裾が細すぎるとふくらはぎに引っかかり立った際にも下に降りないことが。
これを一々元に戻すことは不格好ですし何より面倒です。
特にスポーツをしていてふくらはぎが発達している人は注意が必要です。
細すぎず細く見せてくる裾の幅が一番です。
細く魅せる為のポイント
とはいえ細くてスマートなスーツスタイルいいですよね。
であれば必要なゆとり量をとりつつ細く見えるシルエットを作りましょう。
パンツのテーパードシルエット
太もも周りは適度にゆとりを持ちつつ、裾にかけてしっかりと細くしていくテーパードシルエットがおすすめです。
またきれいにクリースが出ることで足が細いと錯覚することも。
もう少しスッキリした印象にしたいという方はパンツの丈に着目しましょう。
クッションのあまり出ない丈でスッキリすることでスマートに見せることができます。
その際の裾は折り返しのダブルがおすすめです。
もちろん短くしすぎるとカジュアルな感じや軽い感じが出てしますので注意。
テーパードシルエットは広く慣れ親しんでいるので取り入れやすいでしょう。
ポイントとしてはカジュアルのジーンズなどと違って適切なゆとり量を確保すること。
その他のアプローチとしてはフレアシルエットを取り入れたり。
細く見せる方法はたくさんありますので是非ご相談を。
サルトクレイス谷町店 髙橋