option detail honseppa - 本切羽とは
読み:ほんせっぱ
英語:surgeon’s cuffs(英一般)
working sleeve buttons(英)
functional sleeve buttons(米)
別名:袖口本開き(そでぐちほんあき)
対義語:開き見せ(あきみせ)
使用箇所:ジャケット 

既製のスーツなどではボタンホールに似せたステッチの上にボタンを付け実際には開閉できない仕様「開き見せ」が多いのですが、本切羽は実際に開閉できる仕様です

Stylist’s Voice

History – 歴史

腕に自信を持った”ナポリテーラー”が英国スーツと差別化をするために独自性をアピールしたものと言われており、
「本切羽=オーダースーツとしての証明」という流れを作り出し、現在にいたるまで人気の仕様です。

Dressing Well – 着こなし

着用の際にボタンを一つ開けることによって、口巾(くちはば)がフレア気味になり、エレガントでワンランク上の着こなしを楽しめます。
また春先には、シャツと一緒にロールアップすることで、上級者の着崩しを取り入れたジャケットスタイルが簡単に完成します。

07742 01 surgeonscuffs - 本切羽とはフレアな袖口はカジュアルな着こなしでも体の動きをよりエレガントに見せます

07274 surgeoncuffs - 本切羽とはこちらは夏素材、爽やかさもより引き立ちます

Advantage – 利点

袖口が「本切羽仕様」のスーツをお召の方をお見掛けしたなら、その方はほぼ間違いなくオーダースーツをお召になっているでしょう。
ではなぜ既製品では「本切羽仕様」が少ないのでしょうか?

まず第一に袖丈の調整ができないからです。
袖口に釦ホールを開けると、肩口から調整するしか方法がなくなります。
ジャケットの命と言われる肩から調整することはシルエットの崩れや、着心地にも大いに影響を与えます。

また、チェック柄など柄合わせがずれることにつながります。
最初からご自身のお袖丈に合わせてお仕立てするオーダーだからこそ、「本切羽仕様」が可能なのです。

袖口の釦ホールを開けること(リアルボタンホール)によって、サイズも仕様も全てが「リアル」となり、真にご自身の愛着ある一着となるでしょう。

surgeoncuffs01 - 本切羽とは一つボタンを開けるとこんな感じです

surgeoncuffs02 - 本切羽とは4つともボタンを開けるとよりわかりやすいのですが
「本切羽」は「開き見せ」よりもボリューム感がありリッチさが感じられます

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