
結婚式のゲストにベストな選択はオーダースーツ?タキシード?
結婚式の格とは?

お客様
こんにちは!

スタッフ
いらっしゃいませ!ご予約のお客様ですね!お待ちしておりました。

お客様
結婚式に呼ばれたのですが、着て行く服をどうしようかと・・・。

スタッフ
どうぞこちらへお掛けください。くわしくお伺いいたします!

お客様
結婚式に呼ばれたのですが、着て行く服をどうしようかと・・・。

スタッフ
どうぞこちらへお掛けください。くわしくお伺いいたします!

お客様
式は2か月後なんですが、間に合いますか?

スタッフ
大丈夫でございます!
通常約1ヶ月のお日にちをいただいておりますので、十分間に合いますのでどうぞご安心ください!
お急ぎのお客さまには別途料金がかかりますが約3週間の特急扱いもございます。
けど今回は大丈夫そうですね!

お客様
それは安心ですね!
何を着て行けばよいか全くわからなくて・・・せっかくなら色々とアドバイスをいただきながらオーダーをと思って来ました!

スタッフ
ありがとうございます!
まずお式についてですが、式を挙げられる方はご友人ですか?会社関係の方ですか?

お客様
友達です!

スタッフ
プライベートのご友人さまですね!式場はどちらでしょうか?

お客様
Kホテルです。
実は夜からのナイトウエディングでして、彼の会社関係の方々もたくさん来られるようですそれで余計に緊張しちゃって・・・

スタッフ
Kホテルといえば老舗!
緊張しますね当日は何か受付をされるとか、祝辞のご挨拶されたりなどはございませんか?

お客様
今回はありません。招待状にドレスコードもありませんでした。どんな格好が良いでしょうね・・?

スタッフ
そうですね、ナイトウエディングということと、老舗ホテルの式場で、会社関係の方々もいらっしゃるということですので、ここはやはり「タキシード」が良いかと思います!


お客様
タ、タキシード・・・!?
タキシード・・ですか。黒無地のスーツではダメでしょうか?

スタッフ
決してダメというわけではございませんよ!
ですが時間帯がお昼なら「ディレクターズスーツ」でも充分ですが、夜は正式には「タキシード」となります。

お客様
へぇ、そうなんですね!

スタッフ
あくまでも「正式には」ということでいまどき「絶対」ということではありませんが、お式の会場が格式の高い老舗ホテルというところもポイントですね!

お客様
なるほど・・

スタッフ
「ブラックスーツ」略礼服「タキシード」は準礼服とされています。
ご友人の会社関係の方々も多くいらっしゃるということは、ご紹介されることもあるかもしれません!

お客様
そうですね、着るものもバッチリ決めていけば自信を持ってご挨拶できるかもしれない!

スタッフ
お祝いの席ですので「人脈づくり」というわけではありませんが、着ているもので自信がつき何があっても平静でいられる、ということはきっとありますね!

お客様
ですよね!
タキシードのカジュアルコーディネート?

お客様
でも・・・

スタッフ
でも・・・?

お客様
正直、その後着る機会があるのかなって・・・

スタッフ
夕方以降に催される式典やパーティーにお召いただけますし、正式な装いだけでなく、ちょっとしたコーディネート次第で色々と楽しめますよ!

お客様
タキシードを?ほかのアイテムと合わせる??ということですか???

スタッフ
ブラックタイをプリントのボウタイやネクタイに変えるだけでも、随分と印象が軽くなり、着やすくなります。
また、ジャケットとパンツを別々にお召いただくと、ぐっと活躍が広がりますよ!

お客様
イメージできない・・・

スタッフ
タキシードのジャケットにストライプやチェックなどのパンツ、または思い切ってカジュアルにデニムやコットンなども良いでしょうね!
例えばこんな感じです↓


お客様
うわーかっこいいですね!

スタッフ
デニムにだって合わせられるんです!
アメリカを代表するデザイナーのひとり、R氏はタキシードのジャケットにヴィンテージジーンズ、ウエスタンブーツ、というスタイルですよ!

お客様
へぇーとても自然に羽織っている感じですね。こんな着こなし方があるなんて!

スタッフ
インナーに夏ならカットソー、冬ならニットでもかっこいいですね!

お客様
うわーかっこいいですね!

スタッフ
デニムにだって合わせられるんです!
アメリカを代表するデザイナーのひとり、R氏はタキシードのジャケットにヴィンテージジーンズ、ウエスタンブーツ、というスタイルですよ!

お客様
パンツはどうですか?

スタッフ
たとえばカジュアルなパーティーには、ネイビーブレザーをお持ちでしたら側章付のパンツを合わせたり、お食事会などでは黒やグレーなどのシックなカラーのニットに合わせてもちょっとしたお出かけ感があっていいでしょうね!

お客様
おしゃれ上級者感ありますね!

スタッフ
黒無地ですので、基本的にコーディネートは合わせやすいんですよ!
どう着たってシルエットがキレイですので、このくらい着崩してもエレガントさが出ます。

タキシードの仕様を考える!

お客様
具体的にはどんな仕様がいいですか?生地とか形とか・・・

スタッフ
生地は黒無地もしくは濃紺(ミッドナイトブルー)が正式です。
ジャケットはラペルにサテンなど拝絹地付きでピークドラペルかショールカラーが主流です。



お客様
シルクの艶で高級感が出ますね !
「ピークドラペル」のほうが抵抗なく着られるかな・・・

スタッフ
そうですね、お客様はまだお若いですしショールカラーで「貫禄」を引き立たせるというよりシュッとした「シャープさ」のあるピークドラペルのほうがお似合いになるかもしれません!

お客様
ベストは必要ですか?

スタッフ
ベストをお作りになるなら、ジャケットと同じ生地でオーダーされるか、カマーバンド(帯状の腹巻)をお召しになってもよいと思います。
ただ、ジャケットがダブルブレスト(ボタンが2列になっているもの)の場合はいずれも着用しないというルールがあります。

お客様
パンツは?

スタッフ
パンツもジャケットと同じ生地で、正式には側章がつきます。

お客様
そくしょう・・・?

スタッフ
パンツの両外側に縦に入るラインです!
サスペンダーで留めますので、サスペンダー釦のついたベルトレス仕様になります。

お客様
ベルトを使わない・・・?
ということは身体にフィットしていないと、ということですね。

スタッフ
そうなんですよ、だからオーダーがいいんです!
黒無地という生地自体の色や柄に個性がでませんので、その分全体のシェイプや身体に沿ったフォルムが重要、ということもありますし。

タキシードの生地を考える!

スタッフ
生地をご覧になりますか?

お客様
はい!やはりシルク混とかがいいのでしょうか?

スタッフ
シルクは生地そのものに光沢が強くありますので、華やかにみえます!
ただ今回はゲストですので、地が強い光沢感の生地でしたら衿の拝絹地はシルクをさけるなどちょっとおとなし目にしてみましょうか。

お客様
今確かに・・・シルク×シルクはゲストとしては華やかになりすぎるのですね。
何かおすすめの生地はありますか?

スタッフ
インポートでしたらイタリアやイギリスの生地メーカーのものに黒無地がありますが、そうですね・・・私のオススメはこちら、イタリアのCANONICO(カノニコ)社の生地です!
フォーマル用として作られた黒無地生地で、イタリアならではのソフトなタッチと光沢感が特徴です。

お客様
うわぁむちゃくちゃキレイ! でもこれってやっぱりお高いんですよね・・・(小声)

スタッフ
そうですね・・・こちらのベーシックなものはいかがでしょうか?
国産生地メーカーのフォーマル用生地です!

スタッフ
さすがフォーマル用ですので、漆黒のごとく深い黒ですね。
シーズンも春夏用から秋冬用、オールシーズン対応まであるんですよ!

お客様
これなら失礼もなく無難に着られますね。オールシーズンなら他に着る機会があったときにも安心です!

スタッフ
では生地はこちらのオールシーズン対応のにしましょう!
衿はピークドラペルでしたね。拝絹地はどうしましょうか?
こちらなら光沢感をおさえた生地ですのでシルクもいいと思いますよ!

お客様
シルクで入れたいです!

スタッフ
ではこんなイメージですね!


スタッフ
コーディネートですがシャツやベストなどはお考えですか?

お客様
あ、あまり考えてませんでした。
シャツは手持ちのベーシックな白シャツでも大丈夫でしょうか?

スタッフ
大丈夫ですよ!
小物はボウタイ(蝶ネクタイ)にすると格式も上がりますしベストなしでもいいかもしれません。

お客様
そのほうがお財布にやさしいです(ホッ)

スタッフ
ご予算はご無理のないようどんどんお申し付けくださいね!
ボウタイはお店にもありますのでご試着の際に合わせてみましょうか?
もしお手持ちがございましたらお持ちになってみてください!

お客様
仕上がりが楽しみになってきました!
今回のポイント
今回は男性の「結婚式に何を着ればいいのかわからない」というお悩み
・式場は老舗ホテル
・ご友人の式
・着まわししたい!
に対応したケースでした。
サルトクレイスは「オーダーは初めてで何もわからない!」というかたも大歓迎です。
ご予算に合わせてできる限りのご要望を叶えます。
今回は「老舗ホテルのナイトウエディングに出席する服装」というお悩みに対応しましたが、正しく計測し細かく調整し、そのひとの個性や着用シーンにあわせ設計することは「スーツをつくる」「オーダーを受ける」ということだけでなく「お客さまが着用なさるその日その時の満足感・幸福感を創造する」とサルトクレイスは考えます。
「憧れの経営者さんに会う機会を得た!どうしよう!」
といった事態でも3週間の特急お仕上げがございます。
「今度行くパーティ、ドレスコードがあって気が重い・・」
「いまいち着まわしがイメージできない」
といったときも、経験豊富なスタッフがお話お伺いしライフステージの想像と創造を精一杯サポートいたします。
どうぞご相談ください。
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