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モーニングコートとタキシード・燕尾服の違いとは?正しい選び方と着こなしを紹介!

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モーニングコート、タキシード、燕尾服。

これらはすべてフォーマルな装いの中で最も高貴で格式のあるウェアですが、それぞれの特徴や違い、場面に応じた適切な選び方や着こなし方を理解していますか?

この記事では具体的にそれぞれの特徴から適した場面、そしてその違いまで詳しく説明します。

また、装飾や着用時間帯、形状の違いも解説しますので、自分に最もふさわしいフォーマルウェアの選び方が明確になること間違いなし。

モーニングコート、タキシード、燕尾服それぞれの特性を最大限に活かすための知識を身につけて、フォーマルな場に最適な装いで登場しましょう。

目次

モーニングコートについて

礼装の主軸、モーニングコートについて触れてみたいと思います。

ご年配の方々はよく熟知されているかと存じますので、ご周知であればまことにもってかたじけなく思います。

まだこれから礼装や基本的な装いを追及したい方々はご参考ください。

モーニングコートの概念と特徴

モーニングコートとは『モーニング』『モーニングスーツ』とも呼ばれるフォーマルスーツのことで、防寒のために羽織るコートではありません。

昼の礼装として国際プロトコール(国際儀礼に着られる衣類)に定められており、昼間に着用する最上級の正礼装にあたります。

モーニングコートの適した場面

昼の礼装であるモーニングコートですが、日本では新内閣発足認証式など夜間の行事でも着られています。

もともと和服には時間帯で衣類を分けるという習慣がなく、礼装が広まった明治初期に誤って認識された経緯があり、その名残で日本では時間帯を問わずモーニングを着用することがあります。

基本的には、モーニングは結婚式の新郎や父親によく着られますが、『衣装』として認識され、時間帯やルールに縛られずに着用することもありますのでよく考えて着用下さい。

タキシードについて

タキシードは、主に結婚式やパーティーシーンに着る装いとなります。

実際に着るとなると組み合わせや、正しさに少し戸惑ってしまうかもしれませんので参考程度にご説明させて頂きます。

タキシードの概念と特徴

タキシードの起源は、19世紀のヨーロッパで喫煙時に着られていた「スモーキングジャケット」だとされています。

現代では夜の正礼装の1つで、黒や濃紺の生地で仕立てたものを着用するのが一般的です。

日本では新郎や新郎新婦の父親が着ることが多く、その他には夜に開催されるパーティや記念式典、音楽会などの格式高い場所で着用されています。

最も正式な「ブラックタイ」と呼ばれる着こなしは、黒のジャケット・パンツに白いシャツ(ウイングカラーやレギュラーカラーのもの)、黒い蝶ネクタイ、カマーバンド、エナメルのシューズを着用します。

また、ジャケットと共布でサイドライン(側章)が入っているパンツを着用するのも特徴です。

タキシードの襟の形は、丸みがありなだらかな「ショールカラー」、襟先が剣のように尖った「ピークドラペル」の2種類です。

ちなみにショールカラーはアメリカ発祥、ピークドラペルはヨーロッパが発祥といわれています。

さらに、夜のパーティで顔映りがよくなるよう、襟部分を拝絹(はいけん)というサテン生地で仕立てるのも大きな特徴です。

これにより胸元から顔周りがグッと華やかになり、かつ上品な印象に仕上がります。

タキシードの適した場面

夕方以降の結婚式で新郎や新郎新婦の父が主に日本では着ます。

また主賓ブラックタイのドレスコードがあった時フォーマルなパーティーコンサートの鑑賞やカジノでも上級者は好んで着用されます。

大人の男性やご年配の方も上手に着用されていらっしゃる方を見ると正直「粋だな」と思います。

燕尾服について

ここではフォーマルスーツの一種である燕尾服について少しでも皆様のお力添えができればと思います。

元来はヨーロッパから移入した「スーツ」。

長い歴史の中での解釈で日本では少々認識が違うのが「フォーマルスーツ」の在り方ですね。

非常に難しくまた義務ではないよいうところが国内のドレスシーンを低迷させてしまったのでしょうか。極力

燕尾服の概念と特徴

燕尾服とは、裾が燕の尾のようになったフォーマルスーツで、かつては夜の正礼装として普及していました。

現在でも夜の正礼装ではありますが、もっとも格式の高い礼装として、夜に限らず式典などで着用されることもあります。

燕尾服の適した場面

一般的には結婚式の新郎、新郎新婦の父親、入学・卒業式の教職員が着用するものとして知られています。

同じ正礼装で、夜(18時以降)に着用する「燕尾服」は、その名の通り、燕の尾のようにカットされたコートが特徴的。

モーニングコート・タキシード・燕尾服の違い

ここではもう一段踏み込んだ内容と違いをいくつかご紹介できたらと思います。

一体モーニングコートやタキシード、燕尾服はどこがどの様に違うのかを具体的にかみ砕いていこうと思います。

着用時間の違い


・モーニングコート
モーニングコートと燕尾服は、着用する時間帯に違いがあります。
モーニングはその名の通り、朝~日中に着用します。

・タキシード
最もスタンダードな夜の正礼装。
午後6時(冬は午後5時)からの装いです。

・燕尾服
燕尾服は夜間(18時以降)の正礼装です。

形状の違い

・モーニングコート
丈の前が短く、後ろが長い。 前から後ろにかけてカーブ形でカットされている。

・タキシード
ビジネススーツのようなジャケット型となっています。

・燕尾服
丈の前が短く、後ろが長く、ツバメの尾のような形をしています。

フォーマルウェアの選び方

フォーマルには、礼服を着用して相手に敬意を示す意味が込められています。

例えば、結婚式などの慶事の席では、祝福の気持ちを伝える。

自分以外のためフォーマルな装いをするので、礼服の基本スタイル、身だしなみを整えてから正しく臨みましょう。

フォーマルウェアの選び方のポイント
  • 自分の体型に合わせる
  • 場面に応じて選ぶ

自分の体型に合わせる

フォーマルこそやはり仕立て服が良いでしょう。 あまり出番の少ないフォーマル。

体型に合うということは当たり前に過ぎず、ディテールや細かなカッティングまで正しく製作する必要がございます。

ホワイトカラーのシャツに徹底した着こなしは、ご自身を包み込む魔法の様な感覚でしょう。

場面に応じて選ぶ

勘違いをしてはだめな事があります。

日本の略礼服は国際基準ではありません。

クールビズの定着により、夏のオフィススタイルも多様化が進みました。

一部で行き過ぎたカジュアル化によってドレスコードが乱れています。

そうした反動からフォーマルウェアでドレスアップする方々が顕在化されました。

日本人も欧米人のように人生を楽しむ生き方をするようになってきており、もっとフォーマルウェアを正しく着用されることでしょう。

フォーマルウェアの着こなし

礼装の着こなしほど、センスと正しさが必要になります。

ネクタイの結び目や小さなポイントから捉えた全体のコーディネートをいくつかご紹介致します。

主賓やご家族との関係性も考慮し、ネクタイを選びましょう。

ホワイトシャツは定番でありながらも相手を敬い、祝う表現ができます。

失礼の無いようなコーデをご高覧下さい。

まとめ

モーニングコート、タキシード、そして燕尾服。

異なるスタイルや用途を持つこれらの伝統的な男性用礼服について、正しい選び方と着こなし方を紹介しました。

それぞれの服装の特徴や適切な場面での着用方法を理解することで、フォーマルな場面での自信がグッと高まるでしょう。

自分にぴったりのスタイルを選び、適切なマナーを守りながら、特別なイベントやフォーマルな場面で自信を持って着こなしましょう。

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