オーダースーツのコーディネート
皆様こんにちは
サルトクレイス梅田店です
本日は一枚のスーツの写真をご覧頂き
デザインやコーディネートについて
ペラペラご説明させていただきます。
魅せるデザイン
前釦が2つ釦のシングルジャケット
衿型はフォーマルなデザインでピークドラペル
腰ポケットは水平の両玉縁
特別な仕様ではありませんが
あえて特筆するのであれば衿巾が広いワイドラペルで
通常の衿巾よりも逞しい印象に
通常の衿巾でしたら8㎝から8.5㎝程ですが
ワイドラペルですと9.0㎝から11㎝程まで
(※バストのサイズでバランスの取れた衿巾を選ぶのがポイントです)
パッと見、オーソドックスなフォーマル仕様のジャケットですが
披露宴など他の参列者と見比べた時
「なんか、あの人のスーツかっこいいな」と思われることも、、、
シンプルなデザインの中で一工夫をすることがミソです
引き締めるシルエット
シルエットもデザイン同様にシンプルな仕上がり
色んな意見があると思いますが
サイズ感・シルエットはスーツを着こなす上で一番大切なポイント
当たり前ですが大きすぎず、細すぎず
体格にあったシルエットにすることが
スタイル良く見せるポイント
画像のようにバストからウエストにかけて
程よくドロップし、きれいなくびれを作ることで
シンプルなデザインでもかっこよくおしゃれに魅せれます
アメリカのスーツスタイルや
イギリスのスーツスタイルで
シルエットは様々ですが日本人体型には
画像のようなシルエットがベターです
合わせるカラーバランス
シルエットやデザインはベーシックでも
色や柄で遊びを効かせるのが
コーディネートの醍醐味の一つ
かといって好き勝手に色や柄を入れまくると台無しです
アイテム別で考えるのでなく
全体のバランス見ながら引き算コーディネートがおススメです
画像のコーディネートも
ネイビーのジャケットにストライプシャツにドットのタイとチーフ
ジャケットの色とシャツのストライプの色を合わせて
タイとチーフでも柄と色を合わせて統一感を出しています
一見シンプルなコーディネートに見えますが
色と柄物を取り入れながらも
バランスよくまとめ上げています
今回はメンズのジャケットで
簡潔にご紹介させて頂きました。
コーディネートの部分になりますので
今回の例が100点というわけではありません
ただ一般的に見てさりげなくお洒落で
装いに対して気遣いが出来ている
70点~80点程のコーディネートをご紹介させて頂きました
皆様の明日からのコーディネートの参考にして頂ければ幸いです。