イタリア生地で作るレディーススーツ
2020年5月9日
皆様こんにちは。サルトクレイス京都店です。本日もコロナの影響により谷町本店からのブログ投稿になります。
感染終息を見据えて少しでも気持ちが上がるような、新作のラインナップや、オーダーを製作する際の疑問や注意点を表現できればと考えております。
目次
英国調のど真ん中の生地
言う間でもなく現代のドレスシーンの象徴でもある‘‘英国調‘‘の服地ですね。
しかも正統派です。少しの変化球もなくまさにストレート勝負。ややカントリー調な風合いは再注目です。
流行はあくまで傾向と捉える
実はこちらの生地はイタリアの服地メーカーです。
イタリアの服地メーカーがイギリスらしい織り方とデザインを取り入れる傾向がとても強いですね。イタリア人の憧れか、遊び方、なのか定かではありませんが生地ひとつにもこれだけの拘りや流行があります。
そもそも「クラシック回帰」の流れが大きく反映されているのですが、誰もがシーズンに何着も購入できる金額ではないので、ドレスシーンにおいては傾向と捉え、少しずつ取り入れるともっと新しい発見ができるかと思います。
着こなしも多彩にアレンジ
今後もスーツのカジュアル化は一層進みます。ユニフォームとしてのオーダースーツ、趣向品として捉えるオーダースーツ。
様々な角度からのアプローチが多い昨今ですので、洋服に対してのインスパイアの受け取り方も多種多様になっていきそうですね。
難しく考えるのではなく、一般論での‘‘正しい着こなし‘‘を習得した後に少し流行や遊びを取り入れると新しい発見になります。