スーツに付着する?コロナの正しい認識
@2020.8.27 更新
皆さま、こんにちは。
オーダースーツ専門店 サルトクレイス大阪谷町本店です。ゴールデンウィーク真っ最中ですが、外出自粛の期間中、おうちでの過ごし方、楽しみ方にも限界が来ている方も多い印象です。大阪府でも5月21日時点で緊急事態宣言が解除されました。
6月11日には、東京アラートも解除されました。東京での感染者数が収まらず新規感染者は出てはいるものの、
6月19日から都道府県をまたぐ移動も解禁となり、コロナと共存する営業スタイル、生活スタイルになりつつありますね。
今回は、このコロナ禍の中働く方々、そのご家族の方に向けて、
ウイルスの不安を煽る報道が多い中、正しい認識のうえで正しい恐れ方をすべきだと思います。北九州、東京をはじめ感染第二波も警戒しなければならない状況に。
仕事のために、やむを得なくスーツを着て出勤される方をメインとしたお話。
ウイルスの生存期間ってどのくらい?
正しい恐れ方をするためには、正しい情報を知っておく必要があります。
コロナウイルスの生存期間についての研究結果です。
プラスチックやステンレス製のもの、主に表面がツルツルしたものにおいては、
最大3日間生存するという研究結果から、テーブルやドアノブなどの除菌、消毒が大きく報道されていますよね。
人の手に触れ、ウイルスの付着によって起こる接触感染こそ気を付けましょう。
ただ、空気中でも飛沫感染は起こり得ます。
3時間生存するのですから、「外だからいいだろう!」と公園で遊ぶお子様連れの方も確率としては0%ではありませんよね。
もっと生活に近いものについての情報として、
- [洋服]8〜12時間程度
- [スマホやPC]24〜48時間程度
- [食べ物や飲み物]数日
- [冷蔵庫内]数日
これらの情報を正しく理解し、しっかりとソーシャルディスタンスを確保した上で、正しく危機回避をしていく必要がありますね!
スーツにコロナウイルスは付着するのか?
スーツにウイルスは付着するのか?という問題。
もちろん、付着する可能性があります。
先の情報通り、洋服に付着したウイルスは8時間〜12時間の生存します。
もちろん、あくまで目安となります。
普通の洋服なら、洗濯機を回してしまえばいいのですが、
スーツに関しては、そうはいきません。
ただ、ご家庭で洗える芯なしウォッシャブルスーツの需要は今後より一層高まってくると思います。
もしスーツにコロナウイルスが付着していれば、2日続けて同じスーツを着て出勤すると、その影響は容易に想像できますよね。
ご自身の感染予防は大事ですが、「万が一自分がすでに感染しているなら」という意識のもと、感染させない対策も心掛けていきましょうね。
今すぐ出来るコロナ対策
わかってはいるけど、これだけ長く続くと意識が薄れてくる方もいるのでは?
最前線で戦う医療従事者には、本当に感謝しかありません。
ただ、止むを得ず出社を続けてらっしゃる方、
せめて感染の仲介役とならないよう感染リスクを最大限減らしていきましょう。
- スーツの保管場所を定める
- 2日続けて同じスーツを着ない
- こまめにスマートフォンの除菌、消毒
- 帰宅後すぐにお風呂へ直行
- PCを触る前にも手洗い、除菌、消毒を
意外にも、スーツに対して意識の少ない方が多いように感じます。
外出自粛によるリモートワーク、在宅勤務の増加報道は盛んであるからこそ、
普段通りスーツ着用で出社しているサラリーマンにフィーチャーされないからなのかと思います。
洋服は洗えばいいけど、スーツは洗えない。
暖かくなり始めたおかげで幸いにも、洗う事が出来ないコートは出番がなくなりました。
今、出勤しているサラリーマンが最も気を付けなければいけないのは、
意外にも普段着ているスーツなのかもしれませんね。
オーダースーツ専門店
SARTO KLEIS 大阪谷町本店
近藤
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