レディーススーツのサイズ黄金比
皆様、こんにちは!
オーダースーツサロン サルトクレイス 大阪谷町本店です(^^)
どんどんと女性のお客様の割合が多くなっている大阪店、
先日、ある女性がご来店くださいました。
着用シーンやお好みなどをカウンセリング、
採寸の後、サイズ感をご一緒に決めていきました。
ふと、
「レディーススーツのサイズに、黄金比ってないんですか?」
それだけレディーススーツの号数、サイズが選びが難しいという事。
バストまわりはこれくらい、胴回りはこれくらい、適正値こそあるものの黄金比とはとても言えず、ありません。
- ご着用シーン
- 業種やお職場の雰囲気
- お好みのサイズ感
- 体型
- 生地のお色柄
いろいろな条件が重なり、何を優先するかによっても変わってきます。
ビールのように、” 7:3 ” って決まってたら楽なんですけどね。
あ、でもそうなると私の仕事が失くなりますかね。笑
失敗しないレディースオーダースーツ選びのコツ
やはり「シルエットが一番大事」と考える女性が多いです。
でも、ただ単に細く見せたい。という訳ではありません。
しっかりとシェイプを表現したい。でも、きついのは嫌。
でも、ゆったり目に作りたくない。でも、でも、
わがままは女性の特権です!笑
ドンドンわがまま言ってください!
レディーススーツに体型カバーは必須
レディーススーツにおいて、体型カバーの補正は必須とも言えます。
メンズスーツに比べ、体の曲線が多く、個人差も大きいです。
「号数、サイズは合っているはずなのに、どこか違和感が。」
という方も多い印象です。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
スーツは顔映りよりも、トートルバランス
「ごめんなさい。」 まず、初めに謝罪しておきます。
女性に対してご年齢のテーマとなります。
20代〜30代の女性は、”顔映り”という意識がないかと思います。
40代から上の女性は顔映りを第一に、生地を、サイズを選ばれる傾向にあります。
- 「顔映りを見て決めたいわ。」
- 「私に〇〇色は似合わないわ。」
カウンセリングを進めていく中で、よくお聞きします。
もちろん、肌のお色によって相性や映り方が変わるのも事実です、
が、しかし、お顔映りに集中しすぎていませんか?
少し前、流行の最先端だったバブリーファッション、
バブル期を経験された世代の方がビジネスでお召しになると、、
「少し、古臭い」
あえて直接的な言い回しです、ごめんなさい。
ご自身のキャラクターと、着用シーンからサイズ感まで幅広く意識することが大切です。
レディーススーツのサイズ黄金比とは。
冒頭でも申し上げましたが、黄金比なるものは存在しません。
周りの方に、「綺麗なスーツを着てるね!」とか、「スーツ似合ってるね!」と、一人にでも言われたらそれが正解なんだな、と思います。
- 号数、サイズを合わせる。
- 体型補正を加え、綺麗にスーツを着る
- 着用シーンにあったスーツであること。
- ご自身の雰囲気にあったスーツであること。
- 自信を持って着ること。
これらのポイントが、絶妙なバランスであること、それこそ黄金比なのでしょう。私はそう思います。
私たちフィッター、販売員が答えを知っている訳ではありません。
お客様と一緒に相談しながら調整していくものです。
スタッフをバランサーとして使ってください。
そして、わがまま言ってください。
そうすれば、いつも5:5で飲んでいたビールが、
いつの間にか6:4になっているかもしれません。
いつか7:3の黄金比で飲める日を願って、乾杯。