スタッフのスーツ紹介 【KUBO GENTO】
皆様、こんにちは
サルトクレイス梅田店の久保です
本日は私のスーツのご紹介をさせていただきます。
誰が興味あんねんと声が聞こえないこともないですが
1人でもいい、、参考にして頂ければと思い
決死の覚悟でご紹介させて頂きます。(笑)
万能のチャコールグレー
まずは定番中の定番 チャコールグレーの生地で仕立てました。
生地の数が莫大で(3000種類以上!)色物や柄物も惹かれましたが
まずは抑えて間違いないチャコールグレーで!
その分生地は拘って
イタリアの有名なファブリックメーカーのカノニコをチョイス
カノニコについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
AMFステッチ
ジャケットの衿の端にステッチを施すAMFステッチ
生地と芯を縫い合わせることにより、全体をなじませ、立体感を保ちやすくします。
また衿・フラップの端をおさえる役目を果たします。
スーツにとって重要な正面のVゾーンをさりげなく演出し、オーダー映えするアクセントとして無地のスーツには特に効果的です。
本切羽
オーダースーツの拘り=オプションと言っても過言ではありません。
数あるオプション中でも本切羽はぜひ押さえて頂きたいオプションの一つ
袖口が「本切羽仕様」のスーツをお召の方をお見掛けしたなら、その方はほぼ間違いなくオーダースーツをお召になっているでしょう。
ではなぜ既製品では「本切羽仕様」が少ないのでしょうか?
まず第一に袖丈の調整ができないからです。
袖口に釦ホールを開けると、肩口から調整するしか方法がなくなります。
ジャケットの命と言われる肩から調整することはシルエットの崩れや、着心地にも大いに影響を与えます。
また、チェック柄など柄合わせがずれることにつながります。
最初からご自身のお袖丈に合わせてお仕立てするオーダーだからこそ、「本切羽仕様」が可能なのです。
袖口の釦ホールを開けること(リアルボタンホール)によって、サイズも仕様も全てが「リアル」となり、真にご自身の愛着ある一着となるでしょう。
ダブル仕上げ
パンツの裾口の仕上げはダブル仕上げが昨今のトレンドです。
シングル仕上げよりも股下の長さを短めに取り
スッキリしたシルエットにします。
私は画像のようなローファーなど甲が低い靴が好みなので
よりダブル仕上げが使いやすいです。
フォーマルスーツではシングル仕上げが基本ですが
そこまで堅苦しくない場でしたら(友人の結婚式など)
ダブル仕上げで参加しても問題ないですね
裏地 ライニング
裏地はもちろん総裏仕様
年中着用をお考えの方は総裏で仕立てましょう。
素材もポリエステルよりキュプラをお選び頂くと
吸水性や吸湿性もあり、見た目も光沢があるため
より良いスーツに見えます
いかがでしたでしょうか?
今回紹介させて頂きましたスーツは生地も仕様も
ベーシックな形を意識して仕立てたものです。
初めてオーダースーツでどのようなものにするか
お悩みの方はまずは、基本を知って頂く、体感して頂く為にも
今回紹介させて頂いたようなスーツをお選びいただく方が失敗なく
オーダースーツをお選び頂けるかと思います。
本日もお付き合いありがとうございました。
サルトクレイス梅田店 久保