シャツの襟型のお話

いつもサルトクレイスのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回はシャツの襟型についてゆる~く話そうかと思います。
オーダーはもちろんですが、既製服のシャツの選び方の参考にしてもいいですし、しなくてもOKです。
シャツの襟型ですが、数多くの種類があります。
あまりにも多いので代表的なものだけ紹介します。
- セミワイド/ワイド
- レギュラー
- カッタウェイ
- ボタンダウン
ひとまずこれでいきましょう。
セミワイド/ワイド
店頭でも迷ったらこれに。と案内する襟型です。セミワイドとワイドで襟の開き具合が異なりますが、明確なルールがないので区分は曖昧です。
英語圏では「Spread collar」と表記されるのほとんどでそのお店のスタイルがあるのがほとんどです。細かく分けている店でsemi-が用意されているといった具合。
定番として定着していること、ノーネクタイでもまとまりやすい、ネクタイのノット(結び目)も幅広く対応できる、などなど万能であることからおすすめしない理由がないです。

襟自体が少し小ぶりな方が良ければワイドをおすすめしますが、基本的にはセミワイドが間違いありません。
レギュラー
英語圏では「Point」「Straight」などの呼称があります。より一般的なのはPointかなと。
襟の開きが狭くフォーマルな雰囲気を作ることができます。また、すっきりした印象を与えることができます。
さて、レギュラーの名を冠する襟型ですが、「いつもの」と言った意味で捉えるとセミワイド/ワイドにその座を奪われてしまったように感じます。
よりフォーマルな印象を与えるからというのも一因かもしれませんが、セミワイド/ワイドの万能さが大きいのではないかと・・・。
ただ、よりフォーマルにしたい、ローゴージのジャケットに合わせたいなどレギュラーにしか果たせない役割があります。ある種のスペシャリストとしての魅力を持っています。

カッタウェイ
襟の開きが極めて広いカッタウェイは一時期絶大な人気を持っていました。2025年ではその時と比べると数を減らしました。
ノーネクタイの着こなしや結び目を大きくしたネクタイとの相性が抜群で華やかさに秀でた襟型と言えます。結び目をコンパクトにしたネクタイではバランスを崩してしまうことに注意が必要です。

レギュラー同様に万能であるというよりスペシャリストです。
ボタンダウン
ボタンダウンと言えばスーツに合わせても良いかがよく話題になります。一口にボタンダウンと言っても多種多様なので一概には言えませんが、着こなしという観点ではOKです。
ただし、冠婚葬祭などのフォーマルなシーンでの着用はNGであること、初対面の相手で相手方のドレスコード感がわからないときはセミワイドなどの他の襟型がベターです。
襟先がボタンで留められているという他襟型との違いが一目でわかりやすいボタンダウンですが、ノーネクタイの時に真価を発揮するといっていいでしょう。襟の立体的なロールは柔らかい雰囲気を作り出し、程よいカジュアルさがあります。
また、アイビースタイルに欠かせないものであり、カジュアルさを出したい時やジャケパンスタイルでは重宝します。
バックボーンを含めたその独自性(?)は他の襟型と一線を画すものであり、スーツにボタンダウンが万人に受け入れられるわけではない一点を除けば他の襟型の追随を許さない襟型なのかもしれません。
まとめ
万能なセミワイド/ワイド、スペシャリストなレギュラーとカッタウェイ、オンリーワンのボタンダウンについて話してきました。他にもウイングカラー、ピンホールにタブカラー、ラウンドカラー、オープンカラーと言った襟の種類がありますが、今回は代表的なものだけ。
この4種類を覚えていればひとまず大丈夫です。〇〇年代の代表的なスタイリングをしたいなどより個性的な着こなしをしたい時に他の襟型も検討してみましょう。
