皆様こんにちは。サルトクレイス梅田店高城です。
いつもサルトクレイスのブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
本日も中国の福清からブログを発信して参ります。
本日はシャツの生地のブランドをご紹介したいと思います。
まずはトーマスメイソン。ご存知の方もたくさんいらっしゃると思います。
トーマスメイソンは1796年、イギリスのランカシャーで創業されたシャツ生地メーカーです。
とても長い歴史のあるシャツ生地メーカーですが、
現在はイタリアの大手シャツ生地メーカー、アルビニ社に買収されて生産はイギリスからイタリアへ移っています。
トーマスメイソンの生地の特徴は細番手を使っていて、100番手のシルバーラインと140番手のゴールドラインがあり、
滑らかでかつ、しっかりした生地であり、またアルビニ社の傘下に入ったことでモダンで、カジュアル過ぎないデザインと鮮やかな発色が特徴です。
これが様々なセレクトショップで取り扱われている由縁でしょうか。
発色の良い生地はお仕事用には難易度高めですが、スーツやネクタイなど上手に合わせることが出来ればかなりお洒落に仕上がると思います。
お次はアルビニ。先程のトーマスメイソンが傘下に入ったアルビニ社のアルビニです。
1876年に設立されたイタリアのシャツ生地メーカーで、イタリア三大シャツ生地メーカーのひとつです。
老舗メーカーの伝統と最新技術を組み合わせた世界最高峰のシャツ生地メーカーと言われています。
アルビニのシャツ生地は発色が抑え気味で落ち着いた印象です。
とてもベーシックですのでスーツに合わせやすく、ビジネスシーンで活躍すること間違いなしです。
お次は同じくアルビニ社のアルビアーテをご紹介します。
アルビアーテは元カプロッティー社で、染色技術が特に優れていたためアルビニ社がその技師を見込みアルビニ社の傘下に加え
、社名もアルビアーテに。120番手以上細番手がリーズナブル価格で提供させています。
本日はその中でも、その高い染色技術を生かしたデニム生地をご紹介します。
アルビアーテデニム生地は60から120番手の細番手で、とても滑らかです。
無地、ドット、フラワー柄等、5種✖️2色のラインナップとなります。細番手ではありますがとても丈夫です。
サルトクレイスでは普通のシャツ仕様でもお作り出来ますが、
ウエスタン仕様にも出来ますので様々なデザインのデニムシャツを楽しんで頂ければと思います。
お次はカンクリーニです。1928年、イタリアのコモ地方創業の名門シャツメーカーです。
色柄も豊富で、価格帯もリーズナブル、番手も90番手から170番手までと、あらゆるニーズに応えられる種類の豊富さが魅力です。
次はモンティ。イタリアシャツ生地三大メーカーのひとつ、100年以上の歴史をブランドです。
ベーシックなラインナップももちろんありますが、何といってもプリントがらがモダンかつお洒落!チェック柄も一筋縄ではいかない多色使い、
ストライプも他ではあまり見られない色の組み合わせだったりと、プライベートでのシャツは全てお任せしますという感じです。
お次は三大シャツ生地メーカーの最期のひとつオルトリーナ。
イタリアのコモ地区で1888年創業の世界のファッションをリードするミラノ最高のシャツ生地ブランド。
最新の機械を多数導入しながらも、創業当時のクラフトマンシップの精神を大切にし、
糸の染色、織り、フィニッシュまで全ての工程を自社工場内で一貫生産しています。
オルトリーナの綿や麻で織られるクラシック、ファンシーなデザインの生地は、
原材料にもこだわり、世界最高級の綿とされる海島綿をはじめ、創業当時から高品質な双糸を使用し、
そのデザイン、発色、風合いの良さに加えて生地としての完成度の高さから全世界で賞賛されてきました。
今日、イタリアファッションの成功のひとつにオルトリーナのクラシックデザインが貢献しているとされています。
20世紀初頭から歴史的アーカイブは常にファッションデザインアイデアの源となっています。
オルトリーナのデザインチームは数百色に及ぶ色と数十種類の糸、織り柄等を組み合わせ、独自のデザインを年2回出しており、
そのデザインがファッションのトレンドセッター役割をし、
世界の有名なデザイナーやスタイリストに広く親しまれています。
ということはプレタポルテ等で広く使われている生地のようですね。
残念ながらサルトクレイスでは取り扱っていません。
上記のオルトリーナ以外で他にもイタリアのテスタ、ブレンバーナ、フェルノ、レダ、レジウノ。
オーストリアのゲッツナー、ポルトガルのソメロス等、サルトクレイスではたくさんのシャツ生地を取り扱っていますのでぜひ見にいらして下さい。
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