主役は新郎!?ブライダルタキシード

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本日はサルトクレイス 梅田ブリーゼ店からお届けします。
まず結婚式が多い時期というのは?
春先ですと4・5月そして秋の10・11月が一年を通して、もっとも挙式披露宴が多い月だと言われています。
さて、結婚式における準備においては新郎の服装を差し置いて、花嫁のドレス姿や式場選びなどがどうしても優先されてしまい、ついつい後回しになりレンタルをお考えの花婿も多いのではないでしょうか。
花嫁のウエディングドレスとは違い、もちろんデザインによって変わってきますので一概には言えませんが男性のタキシードはブライダルシーン以外でもご着用することも可能ですので、ぜひこの機会に一生に一度の晴れ舞台でのタキシードを仕立ててみてはいかがでしょうか。
※そもそもタキシードとは
アメリカ英語による【タキシード】イギリスでは【ディナージャケット】、あるいは【スモーキング】と呼ばれている。(厳密にはスモーキングジャケットは異なる服装になりますが)男性用の礼服のひとつで夜間の宴席で着用される本来、基本的には黒で統一されたブラックタイと呼ばれるタイプものを指します。
礼服としては女性のイブニングドレスまたはカクテルドレスに対応するものです。
ですが昼間や日中に行われる結婚式も立派な式典であり大変フォーマルな場になりますので礼装としては最も格式が高い服装になります。
本来の服装のルールを言えば時間によって着用してはいけない服装や細かいルールなどがありますが、結局なにを着たらいいの?というふうになるので今回は割愛させていただきますね。( ´∀` )
・ジャケットの衿の形は?
ビジネススーツやカジュアルスーツのように衿が角張ったものではなく、ショールカラーと呼ばれる首の後ろから前にかけてへちま状に折り返った曲線美がとても美しい衿の形になります。
そして前ボタンの数はひとつボタンになり、首元にはボウタイ(蝶ネクタイ)を結びます。
またシャツをウイングカラーという、画像のような襟が立ったデザインになり、胸元にはヒダが入り、シャツの袖口には折り返しのあるダブルカフスを用いるのが一般的です。
そしてパンツにはジャケットと同じ生地を用い、側章と呼ばれるサイドにラインが入ったものが一般的です。
しかし、しかしですよ、現代において上記のようにきっちりとしたドレスコードが日本には根付いていないのが現状です。
あくまで結婚式も正式な式典に代わりはないのですが、やはりフォーマルシーンでもあり、尚且つ花嫁のウエディングドレス姿に対し、花婿が通常のビジネススーツでは華がありません。花嫁を引き立たせ、お二人の結婚式の内容に沿った素敵タキシードをお作りになってはいかがでしょうか
では具体的にどのようなデザインのタキシードが現代的で尚且つフォーマルシーンに当てはまるのでしょうか。
それでは正統派のものから、少し遊びを効かせたスタイルなどご紹介しますね。
まずは上記でも記載しました衿のかたちをショールカラーにし、襟が立ったウイングカラーのシャツを着て、黒のタイを締める正統派に近いタキシードですが、このようにブラックではなく濃紺や黒に近いネイビーをお選らびいただくと、フォーマルでありつつ黒よりも爽やかに仕上がります。
もっと爽やかにブライダルタキシードを着たいというかたには、白でお作りするのもアリかもしれませんね!
タキシードを着慣れていない人にとって、このデザインには抵抗がありやはり普段のスーツに近いようなデザインがお好みだという方にはこういったデザインもご提案しております。
ビジネススーツのような衿のかたちをノッチドラペルではやはり華やかさに欠けますので、こちらのジャケットの襟のように剣先が尖ったピークドラペルにしてみたり、少し遊びの効いた生地をお選びになったり、このようにダブル仕立てにするの色も華やかで非常におすすめのデザインです。
もっともっとデザイン性を求め、もう普通のタキシードでは満足ならない!という方にはこのように変わった色合いで尚且つベルベットなどをお選びいただいても良いかもしれませんね。
今回はこのくらいにしておいて、また次回掘り下げてお話しさせていただきますね。タキシードのことでご不明な点、こんなん作りたいなぁなどご相談がありましたら、是非お問い合わせくださいませ。
それではこのあたりで失礼します
サルトクレイス 梅田店
浦野