脱スーツによって発生する3種類のオッさん
最終更新日:4月1日
以前こんな話をしたのを覚えているだろうか。
【脱スーツ】オーダースーツをぶっ壊す
はじめましての方は是非この記事を見てから戻ってきてほしい。
「いちいちそんなことでドヤんなよー!!」という何かしら難癖つけたいマンの方は戻ってこない方が良いかもしれない。なぜならボクの先見の明を披露するだけだから(ウザッ)。そしてそれに絡めて少々雑談させてもらうぞ。
記事はちょうど吉本興業のあの会見のとき。いまはもうみんなどーでもええ感じやんね。
そして今回(※2019年10月19日投稿 / 2020年6月28日加筆修正)
静岡銀行に続いてさらに3つの金融機関。
マジこの流れきてるダヨ。メガバンみたいな声の大きいとこがやると今後他も追随しやすいダヨ。
この勢いと流れ!これからはマジで5Gの時代だから!(なんか違う)
スーツ業界やばくね…。(“既成”のスーツ業界にお勤めで少々背筋がゾクゾクしちゃったけど元気で明るいあなた。弊社は常に元気で明るい人材がほしいそうです。)
あ!!ちなみに!!
この三井住友の記事は見出しだけだと行員全員ともとれるけどサクッと中読もうぜ。風説まがいのことが一瞬で数万人、時には数百万人規模で広がっちゃうネット社会だから。
あくまで本店部署の一部で全体の約2割の人間が対象になると。
だから各営業店の融資かき集めるソルジャー達はまだまだスーツで汗水垂らして地域によっちゃチャリンコ全開な訳やな。やっぱり顧客との接点や場面によってはガチガチスーツなんやろな。
たしかに半沢直樹クンがポロシャツ、ジーパンで「東田ぁぁぁああ💢!!!」って絶叫しながら西大阪スチールに出向いてたら嫌やな(観たい)。
大和田常務が全身ハイブランドのヤカラ系コーデにトゲトゲのクラッチバッグとか持って伊勢志摩ホテルの羽根専務とコソコソ会食してたら嫌よね(すごく観たい)。
でも西大阪スチールの東田社長みたいな中小企業の社長や”仕上がったオッさん”ほんと多くないですか?
“社長室の内装めっちゃ紫やんwww”
“え、シャツのボタン4つ目までちぎれてるの?”
みたいな。
最近はハイブランドのジャージとかスポーツラインが主流なのかな?ほら、若い女の子だったら右手にスマホ、左手にタピオカの。あれのオッさんバージョン的な。
でも彼らも、半沢直樹のような”ザ・銀行員”な格好で営業こられるよりロッド・スチュワートみたいな激しめの格好でこられた方が興味持つし名刺も受け取ってくれるしタイミングよかったらお茶出して話聞いてくれる(いま必死に想像した)。
この”脱スーツ”が今後も加速していくよね。
素晴らしいけどもっと振り切ってほしい。
“本部の顧客接点が少ない社員のみ”
“ビジネスカジュアルに限る”
とかじゃなくてさ。そーゆー軽減税率みたいなクソな棲み分けヤメてヨ。
ボクはこの脱スーツの流れをみていてぼんやりと3種類のオッさんが浮かんできた(オッさんに限らないんだけどなんかオッさんという”響き”を使いたい!だから女性でも青年でも構わないよ!)
①私服が逆に困るオッさん
②私服の為の私服を用意しなければならないオッさん
③レコードを買いあさるようにスーツを求めるオッさん
それぞれさらっと。
①私服が逆に困るオッさん
「スーツやから着るもん考えんでよかったのにー」
「いやもおー何着たらええの?着まわしとかさあー」
スーツのおかげでデキそうな、イケてる補正がかかってたのに“私服ちょーダサーい”に怯えるオッさん。実は結構いるんじゃないのかな??別に”スーツ禁止”ではないのに逆にスーツを着れなくなる空気感が出てくるのかな。
よし、サルトクレイスさんへ相談だ。
②私服の為の私服を用意しなければならないオッさん
普段社内での姿とは全く異なった一面を持っている、いや逆にそっちが本質でいつも偽りの姿で会社生活を送っているオッさん。
プライベートでは常にゴリゴリのラッパーの格好で例え社内の人間とすれ違っても気付かれないタイプのオッさん(ぼくの知人)。
全身レザーのバイカースタイルで常に阪神高速環状線をぐるぐる回っているタイプのオッさん(ぼくの知人はバイク持ってないけど常に全身バイカースタイル)。
そう。
そんな体裁を気にした私服が存在しないオッさん。
こういうオッさんは辛い。
もうその会社辞めるしかない。
だっていきなり「YO♩YO♩」って出社。
無理じゃん。
昨日までずぅーっとスーツのおっさんがいきなり全身バイカースタイルで「おはようございまーす」って。
あれ?昨日ミッションインポッシブルIIでも観たのかな?余韻に浸ってるのかな?
ってなるじゃん。
その会社辞めよう。無理だもん。
③レコードを買いあさるようにスーツを求めるオッさん
時代は5Gです(あ!ここでさっきの前振りが活きた!)
音楽も動画もスマホで嗜む。
そんな時代の流れの中でも1枚のレコードを求め国内外のレコードショップを訪れるオッさん。
スーツにも通じる部分を感じる。
これは脱スーツの流れとは別で自分の世界の中でのスーツ、趣向品。
私服がスーツ。
というか私服とか仕事着とかそういう概念がない。
いまの日本にはどれぐらいいらっしゃるのだろう。前述2つ目のオッさんと重なる部分もあるかな?
とりあえず2つ目のオッさんに言いたい。
マジで会社辞める前にウチに相談に来て下さい。
できる限りその貫いたスタイルで出社できるメンタルと方法、一緒に考えようよ(たぶん無理)