梅雨も明けいよいよ夏本番の暑さがやってきました。日本経済は新型コロナウィルス、また中国から新たなウィルスのニュースも入ってきております。
紳士服、婦人服業界も乗り越えなければならない危機に直面しております。共に頑張りましょう。

さて本日はスーツに拘りをお持ちのビジネスパーソンなら1度は袖を通した事があるかと思います、イタリアの「ラルディーニ」って一体どんなブランドでどんな影響を与えているのでしょうか?

ラルディーニとは

ラルディーニ(LARDINI)は1978年にルイージラルディーニさんが創業した仕立て工房ですが、現在は数多くのプレタ製品やOEM製品がヨーロッパだけでなくアジアを筆頭に日本にも浸透しました。

90年代初頭にオリジナルブランドも立ち上げ、これまでの「クラシコイタリア」を継承しながら「機能的」で「エレガント」なパターン(型紙)の作成に成功しました。

製品洗いや製品染め、ハンドペインティング、コントラストステッチ、拝みボタン等のディテールを生かし、これらの仕様を組み合わせることで、「ニュークラシコ」世代の客層にも認知され、現在は4000人体制の工場を築き上げました。

ラルディーニの特徴

ラルディーニと言えばフラワーホールに付いている花形のブートニエールですよね!黄色や緑、青、、、様々な色の花形がジャケットの生地色、素材感によって装着されます。

※よくINSTAGRAMでは、「いらなければ、好きな女性にでもプレゼントしなよ!」と、なんともイタリア人らしい気さくな発想でカスタマーにも対応してくれております※🌻

実はこの花形はルイージラルディーニさんが70年代のアートや音楽が大好きでして、ヌーベルバーグのピンにインスパイアされ、享楽主義とモダンを彼なりに出力したそうですね。(イタリアの一族ってアコガレマスネ)

もうひとつの特徴は「ハイゴージ」と言われる「ゴージラインの高さ」に特徴があると思います。10年ほど前からスーツのシルエットは細くなり、モードとは対極のクラシックも小さな波ではありますが絶えず変化してきました。

その変化の代表的な仕立てやデザインがラルディーニでしょう。

ラルディーニの影響力

芸能人だけでなく、トップアスリート、またスーツを知らない若年層にまで、認知されたことは「クラシコイタリア」の流れだけに止まらず、時代性も考慮した彼なりの思想を貫いたのでしょう。

仕立てに拘った、ハンドメイドの生産体制を徹底管理しながら、手を伸ばしやすい高級プレタ製品も量産できたことが大きな理由でしょう。

国内では代理店の拡大とともに、セレクトショップやロードサイドのインポートショップでもよく見かけますよね。

ジャケットの衿穴に「花🌻」のブートニエールを見かけると、、!??
「ラルディーニ」というワードが最初に出てくるのは紛れもない事実でしょう。

重衣料が動きにくい時代に技術力とブランディングがマーケットを制覇したのはなかなか珍しい事ですね。

ラルディーニを参考にスーツを作ろう

店頭ではいろんなお客様からの問い合わせやご要望があります。SNSが普及してからオーダースーツの本質が誤って普及したり、~~フルオーダーです、~~みたいな店舗も日本は増えてきましたよね。※誤った情報は良くないですヨ!

それでは私も「ラルディーニ」の影響を受けた一人ですので、デザインやハンドメイド工程を交えながらオーダーしてみました。

07696 2 3 72 526x789 - 「ラルディーニ」のスーツを参考にオーダーせよ!
オーダージャケット¥55000+税

なかなか満足しております。これまでは「クラシコイタリア」一択であった私ですが、少しは若く見える仕立ても気分が良いモノです。

07703 72 789x526 - 「ラルディーニ」のスーツを参考にオーダーせよ!
オーダーシャツ:¥13000+税

ゴージラインもこれまでよりも2㎝上げて、衿巾は7㎝と細いです。肩パットはありません。

基本的に袖山が高いスーツは好きではないので、ナポリ仕様ではありませんが、イタリア北部の作り方に似ているディテールかと思います。※英国調が少し強い※

ピッティウオモでも多くなってきました、モノトーンの大柄バーズアイの服地です。クラシックなスーツにモードが交わることは絶対に無かった業界に色やディテールが密接してきている傾向はまだまだ続きそうです。

このオーダージャケットの多きなポイントは、ハンドメイド工程も交わりながらこの値段も特徴です。

インポートスーツの様なカッティングやディテール、生地感でスーツをオーダーしたい。。。けど高級インポートショップに行くと高すぎる。。セールを待ったらサイズが品切れ、、、そんなスーツ好きの悩みも解消できるのが今回のオーダーの利点かと思います。

INSTAGRAM開設しております。是非覗いてください。🐇