カール・ラガーフェルドの訃報を受けて
カール・ラガーフェルドが2月19日(現地時間)にパリで亡くなった。ファッション界で70年にも渡りキャリアを積み続けた、最も偉大な存在の訃報に衝撃が走った。死因などの詳細はまだ分かっていない。
カール・ラガーフェルドは、ドイツのハンブルクに生まれ、14歳でパリに移住した。16歳のとき、IWS(国際羊毛事務局)主催のコンクールで優勝(コート部門)。翌年、17歳の若さで『ピエール・バルマン』で働き始め、3年後に『ジャン・パトゥ』へ移籍。その後、『クリツィア』『シャルル・ジョルダン』『ヴァレンティノ』を渡り歩くが、64年ごろになるとオートクチュールの世界に幻滅し、アートを学ぶためイタリアへ渡った。
フェンディのデザイン・コンサルタントとして、ファッション業界に戻ってきたのは67年。70年代にはクロエのデザインを担当、72年のコレクションでは、白黒のプリントや巧みなバイアスカットを用いて、世界中から喝采を浴びた。
1983年にシャネルのデザイナーに就任、一方で自身のブランド『カール・ラガーフェルド』も立ち上げた。自身のラインでは明るい色を配した気軽なカーディガン・ジャケットにソフトなニットウェアを組み合わせて「知的なセクシーさ」を表現する一方、戦前の『シャネル』と現代のトレンドを融合したデザインで、80年代と90年代に『シャネル』をハイファッションの頂点へと押し上げた。
今年1月にパリで開催されたシャネルの2019年春夏オートクチュールのショーでは、初めて姿を現さなかったが、スージー・メンケスによると、前日にはアトリエで仕事をしていたという。
朝一のネット情報でこのニュースを知らされた私は言いようのないドキドキ???がとまらなくなりました。私は物心ついた時から着せ替え人形をいつも片手に既製のお洋服はもちろん、あまり買ってももらえなかったので自分で服を作り通称イズミちゃんにとっかえひっかえ着替えをさせていました。そしていつも大人になったらデザイナーになる!!!絶対に有名になる!!!と心に誓っていました。バブル全盛期・・・・・・大学の服飾デザイン科に入りまさに影響を受けたのがカール・ラガーフェルド・・・・
大胆なカッティングが施されたシャネル(CHANEL)のスイムウェアに身を包んだのは、イタリア人モデルのヴィットリア・セレッティだ。彼女が纏う総ビジューのスイムキャップからは、トレーンを引くロングベールが。18世紀の邸宅とガーデンをイメージしたグランパレの大空間に、斬新な花嫁が華麗に歩き回った。また、サーカスやバレエがテーマだったディオール(DIOR)(下)でも、スイムキャップのようなコンパクトなヘッドピースがほぼ全ルックに使用された。
寒い季節に非現実的な気分をもたらすためなのか、意表をついたアクセントなのか。煌びやかなスイムキャップが、今期のオートクチュールのトレンドアイテムに浮上している。
「ファッションとは、不可視なものを具現化する挑戦だ」カール・ラガーフェルドの言葉です。オートクチュール・・・・・・・高級注文服今時代は再びこの時代へと突入しかけています。
茂籠
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