40代からのオーダースーツ選びで気をつけたいこと
こんにちは。
本日は役職者、管理職の40代男性に向けてオーダースーツを作る際のポイントを
ご紹介したいと思います。
まず初めに、40代の大人の男性のスーツスタイルは「正しさ」と「渋さ」が必要になります。
正しさと、渋さがあるスーツとは
40代と言えば、職場においても大きな責任を持つ立場にあることが多く、業務の
力量も多岐にわたり発揮されていらっしゃるかと思います。
そういった意味合いにおいても“落ち着き”や“信頼感”のある印象が求められます。
1.まずはサイズ感です。
若い世代の間ではスリムなシルエットが支持されていますが、サイズ感が合わな
いスーツを無理してオーダーするのは良くありません。
安っぽく貧弱に見えてしまいます。
体型にフィットするものを選ぶ為にも、
大きすぎる事もなく、小さすぎない、適度なメジャーリングをオーダー下さい。
「正しい」サイズ感を意識する事が大きなポイントになります。
2.お色に関して。
明るすぎる色より、チャコールグレイやネイビーなどのシックなダークカラーが断然おすすめです。
グレイは落ち着きのあるイメージを与え、ネイビーは理知的なイメージになります。
特にグレイに関しては貫禄が出過ぎてしまうので、ネクタイとの組み合わせが重要になります。
3.素材に関して。
紹介画像はイタリア生地バルべリス・カノニコの服地です。男性らしい特色があり、国内ではコストパフォーマンスにも優れた老舗服地メーカーですね。
モヘア16%、ウール84%の混紡なので、一段と通気性が上がります。
トレンドを追った若い世代との差別化を図るために、シックで、季節感も計算し
たオーダーチョイスが究極の「渋さ」を増します。
40代からのオーダーは極力シンプルに!
年齢を重ねた40代男性が内から醸し出すダンディな雰囲気にぴったりのコーディ
ネートは「シンプルにまとめて着飾りすぎないこと」です。
社内での周囲の印象や、社外での印象も一段と良くなり、信頼を得る結果となるでしょう。
また釦やライニング等は極力生地色と同系色に、デザインよりも仕立ての良さを前面に推し出した方が飽きも来ないはずです。
いかがでしょうか。
失敗をしないオーダーをするためにも、生地色、素材感、サイズ感、まずは慎重にお選び頂くと良いかと思います。
無駄のない選択と、無駄のない投資でバックアップ出来ればと考えております🌻
日本が誇る、テーラー、「Kenjiro Suzuki 」さん。こういったサルトリアの
方々の仕上りとフィッティングはとてつもなく参考になるかと思います。
優雅でどこか大人の色気と安定感。