春のスーツ着こなし例②

皆さまこんにちは。
本日も春の着こなしをご提案させていただきます。
前回に引き続き、今回も世界のファッショニスタのコーディネートをご紹介させていただきます。
本日はこのかた、
英国のファッションジャーナリストでもあり、氏が運営するメンズウェアウェブマガジンサイト’Permanent Style ‘ を立ち上げたこと
でも有名な
– サイモン・クロンプトン- 氏

彼の着こなしは現在世界中で注目されています。それでは見ていきましょう。

深いグリーンのリネンをベースとした春夏スーツスタイル。
弊社においてオーダーされるお客様もパットレスが多いですか、彼のようにパットをいれ、ビルドアップしたジャケットも昨今また注目されています。

フロントは定番の2つボタン、そして高めのゴージ、フラップポケットと永遠の定番スタイルでコーディネートされています。

クラシックをベースにあくまでハズし過ぎないスタイルが彼のパーソナリティであり、真骨頂なのでしょう。

ノスタルジックなブラウン調のジャケット。
そしてアウターには今ではあまり見なくなったそとそ
一枚袖のミリタリーコート
現在でこそ、ドレス✖️ミリタリーの組み合わせは当たり前になり、ちまたに溢れていますが、彼の着こなし・提案は常に業界の第一人者であったのかもしれません。

業界への影響力も強い、サイモンさんの発言に後ろの鴨志田さんも 「うーん、そうだねぇー」と うなずいています。

やはり英国人ゆえ、しっかりとパッドが入ったメリハリの立体的なシルエットがお好みなのでしょうか。
フォーマルの装いも天下一品です。


やはり世界のファッショニスタたるもの、小物にも拘りが多くありそうです。
シングルソールのハンドソーンウェルテッド仕立て、パーフォレーションの入った装飾性が強い、かっちりとしたデザインがお好みのようです。
裾の仕上げもダブル仕上げ、恐らく、5cm巾でしょうか。
このようにスラックスの生地がもつ本来のドレープをしっかりと出す為に、折り返し巾を少し太めにとるというのも、小さなことではありますが、重要なことなのかもしれません。

それでは本日はこの辺りで失礼します。