スタンドカラーシャツはダサい?【結論】着こなし方が超重要!
スタンドカラーシャツ(バンドカラーシャツ)は襟の折り返しがないシャツでカジュアルな印象を与えます。
襟の返しがないため着こなしが難しいと敬遠している方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなスタンドカラーシャツのおしゃれな着こなし方を紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
スタンドカラーシャツは着こなし方を間違えなければダサくない!
スタンドカラーシャツはダサいのか?
スタンドカラーシャツがダサくみえる理由は以下の2つです。
中華料理人やチャイニーズマフィアに見える
スタンドカラーシャツというのは、襟が立っているシャツを意味しています。
その襟の立ったデザインが、中国の国民的な服装であるマオ・カラー/ネール・カラーと呼ばれる襟の立ったデザインの服と非常に似ています。
チャイナドレスや首元までボタンが閉じているスーツに採用されているのがマオ・カラーですので、意図せずとも中国っぽさが強調されてしまうのかもしれません。
着こなしが難しい
立襟はもともと北アジアの民族衣装をルーツとしていたり軍服として使われていたりと、首元の防寒や防護のために採用されていました。
そのためかボタンを全部閉じると1枚で着こなせているようにも見えますが、制服っぽく見えてしまって違和感を少し覚える着こなしにも見えてしまいます。
例えば夏場はボタンを開けたり、ジャケットを上に羽織ったりするなど、ルーツやTPOを理解した上でどう着こなす・着崩すかを考えないとダサくみえてしまうのではないでしょうか。
スタンドカラーシャツの魅力
フォーマルすぎず柔らかい印象になる
スタンドカラーシャツと襟付きのシャツを比べたときに、スタンドカラーシャツのほうが柔らかくラフな印象を与えます。
その理由は、首元の襟による立体感の有無です。
スタンドカラーシャツは立体感がなく比較的のっぺりしているため、クルーネックのシャツに近いニュアンスが出せます。
様々なシーンで着こなせる
スタンドカラーシャツは、ネクタイ着用が求められるフォーマルな場以外では基本的にオールラウンドに着こなせる便利なアイテムです。
ビジネスカジュアルでもジャケットやスーツと合わせることで、肩の力を抜いたラフすぎないビジネスに適したコーディネートに仕上げることができます。
スタンドカラーシャツの着こなし方のポイントを紹介!
スタンドカラーシャツをおしゃれにうまく着こなすためのコツは以下の2つです。
袖をまくる
スタンドカラーシャツを着る時、袖をまくって着崩すことでラフさがでます。
特に、夏場では季節感も演出できるため、TPOにあったコーディネートになります。
このとき気をつけたいのは、袖をまくったときに腕周りのアクセサリーや時計を付けずにまくってしまうこと。
おしゃれに着こなすのであれば腕をそのまま見せるのではなく、腕時計やバングル・ブレスレットなどのアクセサリーを身に着けてこなれ感を演出しましょう。
第1ボタンを開けるまたは留める
特に夏場などは第1ボタンをあける着こなしが無難です。
よほど全部閉めることにこだわりがないのであれば、首元は開けて快適さと崩しを優先しましょう。
カジュアルな着こなしであれば全ボタンを開けたり、裾周りのボタンは開けておくなどもおすすめです。
第1ボタンを留める場合は、ジャケットやカーディガンなどを上に羽織る着こなしがおすすめです。
特に秋冬シーズンではアウターを着てレイヤードスタイルにすることで立体感と防寒性が向上するためぜひ挑戦してみましょう。
まとめ
スタンドカラーシャツはダサいアイテムというわけではなく、着こなすのが難しいアイテムです。
着用時は衣装や制服っぽくなっていないかに気をつけ、着崩しとレイヤードを意識することでおしゃれに着こなしましょう。
サルトクレイスではオーダースーツやオーダーシャツの選びのお手伝いだけでなく、カジュアルコーディネートのご提案まで承っておりますので、スタッフや店舗まで気兼ねなくお問い合わせください。