12月の開催キャンペーン情報

成人式のスーツは「いつ」「どこで買う」のが正解?現役テーラーが回答

blank

成人式のスーツは「いつ」「どこで買う」のが正解?と、お悩みではないですか?

この記事では、現役テーラーが、成人式を迎えるあなたの悩みを解決します。

この記事を参考にすることで、成人式のスーツ選びに迷うことはありません。

華やかな成人式を迎えることができますよ!ぜひ最後までご覧ください。

目次

成人式のスーツは「いつ」買うのがおすすめ?多いのは11月頃

14189 midashi 1 789x296 - 成人式のスーツは「いつ」「どこで買う」のが正解?現役テーラーが回答

ずばり10月下旬~11月上旬ごろがベストです。

・余裕を持って手元に用意できる
・実際に式に向けて高揚感が高まってくる

実際にスーツを手元に用意する際、夏場やあまりに時期が早すぎてもなかなか成人式を迎えるという実感が湧きづらいかもしれません。

冬場を迎え肌寒くなってくると、次第に1月の成人式をより身近に感じ、高揚感も高まってきます。

また、オリジナルスーツの場合は仕上がりまで約1ヶ月~1ヶ月半かかります。

ベストを含むスリーピースの場合や、選ぶ生地によっては海外から取り寄せが必要な場合もあります。

余裕を持って準備しましょう。

「式までにスーツの受け取りが間に合わなかった」ということは一番避けなければなりませんね。

一般的なオーダー店であれば10月下旬から11上旬ごろ注文すれば12月中旬ごろまでにはオリジナルスーツを手元に用意できます。

既製品、オーダーに関わらず、1月の成人式を迎える約1ヶ月前ぐらいにはスーツを手元に用意しておきましょう。

サービス業以外、製造業などは年末年始、生産体制がストップすることがほとんどです。

12月下旬にスーツが仕上がり、もし微調整が必要な場合、年末年始明けからの調整では間に合わなくなる恐れがありますので注意しましょう。

8月・9月:ちょっと早いかも

まだまだ30度を超える日々が続きます。8月・9月はちょっと早いかもしれません。

特にオーダーの場合、お店に充分な生地が揃っていない可能性があります。オーダー業界では、8月中旬のお盆明けから順次秋冬シーズンの新作生地が順次入荷します。

お盆休みに家族揃って成人式の話題やショッピングに出かけるということもあるかもしれませんが、8月ですと、品切れが多くなっている春夏シーズンの生地から選ぶケースが多くなります。

9月上~中旬に入ると大体一通り生地のラインナップが揃いますが、海外の色柄豊富な生地などはまだ揃い切っていないかもしれません。

せっかく生地を選ぶならたくさんの中からベストなものを選びたいという方は、新作生地が揃うタイミングを実際にお店に問い合わせてみるとよいでしょう。

真夏はなかなかスーツを用意する気持ちにはなりにくいかもしれません。成人式を迎えるという実感も湧きにくいでしょう。

一生に一度の成人式、「気分」や「高揚感」というのも大切な要素の1つです。

10月:この時期から注文が多くなる

スーツ業界も夏場閑散期を過ぎ、注文も本格的に多くなる時期です。

実際に気温も涼しくなり、スーツの購買意欲が促進される方も多くなります。

オーダー専門店でも10月に入ると生地が一通り揃っているでしょう。

成人式で着用するスーツのイメージを固めていきましょう。オーダーの場合、いざお店に行くと生地が沢山有り、その場でイメージを固めるのはなかなか困難です。

トレンドのスーツスタイルや着こなしを参考にしたり、好きなアスリート、俳優、格闘家などのスーツ姿を参考にするのも良いでしょう。

加えてスーツに合わせる靴や小物も考えなければなりませんね。髪型はどうするか。そのスーツを着用するのは成人式だけなのか。その後の就活や結婚式でも着るのだろうか。

成人式だけでなく、その後も含めた大きな視野でイメージを固めていきましょう。

明確に体現したいスタイルが決まっている方、イメージが固まった方は10月下旬ごろからスケジュールに余裕を持ってオーダーしましょう。

12月上旬には手元に用意できるスケジュール感です。

万が一サイズ調整が必要な場合でも年内に完結できます。また手元に実際に出来上がったスーツがあると合わせる小物や靴もよりイメージしやすくなります。

年末年始にゆっくりウィンドウショッピングしながら揃えていっても良いでしょう。

11月:スーツの注文が多くなる時期

冬本番、グッと冷えこんできます。世の中の流れが年末、年越しを意識していく時期です。

スーツだけでなくジャケットやコートなどの重衣料も活発になり、オーダーの場合は納期面でも混雑が予想されます。

11月下旬ごろの注文だとギリギリ年内に受け取れるかというタイミングです。加えて年末年始は職人さんや工場の生産がストップします。

成人式は年始休暇後すぐですから、万が一サイズ調整が必要な場合は、年始明けからの着手では間に合わない可能性があります。

年末:まだまだ注文が多いのがこの時期

既製品のスーツや袴でのぞむつもりだったものの、周りの友人知人がスーツをオーダーしていると聞くと、やっぱり自分もオーダーしたいという場合もあります。

12月上旬を過ぎている場合、式本番までに間に合わすのはかなり厳しいです。

年末年始は稼働がストップしているので2,3週間で仕上げる必要があります。

混雑状況によっては、超特急で対応いただけるお店もあるかもしれませんのでまずは問い合わせてみましょう。

特急料金がかかる場合、選べる生地が限定される可能性もあります。

成人式のスーツはどこで買うのがおすすめ?【3つの選択肢がある】

14189 midashi 2 789x296 - 成人式のスーツは「いつ」「どこで買う」のが正解?現役テーラーが回答

【1番人気】オーダーメイド店

やはりオーダー専門店は、例年の傾向も把握しており、経験も豊富です。成人式だけでなくトレンドや流れも合わせてアドバイスいただけます。

お店にいらっしゃるスタッフの年代層にも注目すると良いでしょう。

スーツ業界は若い方から年配の方まで幅広い方が活躍されていますので、ご自身の相談しやすい年代の方に相談するのもポイントです。

【ブランド重視】百貨店

二十歳で百貨店のスーツ売り場でスーツを買うというのはなかなか足がすくむかもしれません。

既製品とオーダーどちらも用意されていることが一般的です。

百貨店独特の雰囲気、紳士服売り場に足を運ぶというのは、「大人の階段を登る」という意味合いでも貴重な体験となるはずです。

【こだわり無し】チェーン店

「とりあえずスーツが必要だから」という方は大衆チェーン店で事務的に「スーツを買う」というイベントを消化しても良いでしょう。

オーダーの場合や、百貨店などに比べて、スーツの色柄やバリエーションは限定されます。

成人式のスーツはどこで買うのが正解か【買う時のポイント】

14189 midashi 3 789x296 - 成人式のスーツは「いつ」「どこで買う」のが正解?現役テーラーが回答

体にフィットするスーツ

体にフィットしたスーツを着用しましょう。いくら色柄やデザイン性に富んだスーツでも、体にフィットしていなくては台無しです。

スーツに限らず洋服を着る際の基本はやはりフィットしたもの、適正なサイズを知るということです。

ファッションはその時期、時代の流行に非常に敏感です。

ピタピタの細身が流行るとき、オーバーサイズがトレンドとなるとき。いつの時代でも、自分の適正サイズを把握することは絶対条件です。

「スリムフィット」や「オーバーサイズ」といったテクニックも、自分にとって適正なサイズ感を理解した上での応用です。

ピカソの絵画も個性的な作品が有名ですが、彼自身正統派な作品、基本を抑えた上で、個性的な世界観を生み出しています。

大人も同行する

成人式のタイミングではじめてスーツを着用するという新成人の方も多いのではないでしょうか。

スーツやファッションに興味がないという方や、右も左も分からない中で慣れないスーツを購入するのはなかなか難しいかもしれません。

ご家族、先輩方など、周囲の大人も同行すると心強いです。

成人式は新成人様ご本人のメインイベントではありますが、その過程をご家族や友人知人と共有することは、単に物を買うということ以上に素敵な体験として節目を迎えられるのでしょうか。

成人式後も着れるかどうか

成人式後も着用するかは大きなポイントです。具体的に成人式後に可能性があるスーツを着る場面をあげてみます。

①就職活動
②内定式
③大学卒業式
④入社式
⑤知人の結婚式等
⑥社会人になって

お勤めの方や、学校卒業後の就職先によっては全く着なくなるということもありますが、特に学生の方は成人式後の数年の間に頻繁に着用機会が訪れます。

成人式だけにフォーカスするのか。その後の着用機会も考慮するのか。

もし成人式スーツをダーク色(濃紺無地やチャコールグレー)で用意していればほぼすべての場面で兼用が可能です。

一番デザイン性が高くなるのはやはり成人式です。

デザイン性の高いスーツでも、プライベートの私服でスーツやセットアップを着用するのも最近では珍しくありません。ジャケット単品、パンツ単品として着用しても良いでしょう。

まとめ

今回は「成人式のスーツは「いつ」「どこで買う」のが正解?現役テーラーが回答」というテーマでお送りしていきました。

成人式は人生に一度のビッグイベントでもあります。

おしゃれでかっこいいスーツスタイルで、人生に一度しかない成人式を華やかに迎えましょう。

  • URLをコピーしました!
目次