みなさんこんにちは。
大阪・京都のオーダースーツサロンサルトクレイスです。
本日は大阪谷町本店からお届けします。

突然ですが、みなさんにとって欠かせないものはなんですか?
私はもちろんスーツ‼最近どんどんカジュアル着に興味がなくなって行っているので少し心配ではあります。時間の経過とともに変化していますね。
さて、私のそんなどうでも良いことはさておき、スーツの話を。

スーツに欠かせないものと言えば、「シャツ」ですね。クールビズなどの影響もあり、ネクタイは年中必須のものではなくなりましたし、最近は革靴もほとんど悪者扱いですね…

スーツに欠かせない名脇役

スーツスタイルにはスーツの他にシャツとネクタイ、革靴が基本的には欠かせません。注目されがちなのがスーツや革靴、ネクタイですね。あとは腕時計なども。シャツとそれにソックスは消耗品になるのであまり意識させることがないです。しかし、スーツに絶対的に欠かせない名脇役なんです。

premium 991221 1920 789x592 - シャツを追求する

シャツの特徴って?
襟があり、ボタンがあり、カフスがある。生地もシャツ生地と呼ばれる物が使われますね。当たり前のことを書きました…

シャツの着こなし

では、シャツの着こなしについて、襟(以下:カラー)、ボタン、カフスに注目して見ていきましょう。

シャツのカラー

カラーと聞くと(color)つまり色を思い浮かべますがここでは襟の形について( collar)です。

レギュラーカラー
襟の開きが狭くカチッとした雰囲気に

こちらはオーソドックスなレギュラーカラーです。襟の開きが狭くカチッとした雰囲気になります。目にすることも多いことと思います。
開きが狭いのでネクタイはあまり大きな結び目にすると窮屈になってしまいますので、プレーンノットが良いかと。大きくしたい場合でもダブルノットに留めておくのが良いでしょう。

ワイドカラー
スッキリ見えやすいワイドカラー

お次はワイドカラーです。襟の開きが広いタイプです。クラシカルな雰囲気を持つとともに視覚的にはスッキリとした印象になります。開きのバランスが良く、ネクタイはプレーンノットでもウィンザーノットでも綺麗になります。
また、ノーネクタイでも綺麗になるのが嬉しいポイントです。少しリラックスする時やラフな着こなしを楽しむのにも向いています。

ワイドカラーより襟の開きが広く襟のラインが水平になることからホリゾンタルカラー。スッキリとした印象を強めると共にレギュラーカラー・ワイドカラーと比べると少しカジュアルな雰囲気にも。襟の開きが広いのでウィンザーノットなどの大きな結び目が映えます。プレーンノットは少し寂しい印象になってしまいますので、セミウィンザーノット・ウィンザーノットがおすすめです。
ワイドカラー同様にノーネクタイでも綺麗に着て頂けます。

ボタンダウンカラー
カジュアルな印象のボタンダウンカラー

お次はボタンダウンカラーです。カジュアルさが出てきます。レギュラーカラーなどと比べると襟が短いことが多いのですが、襟を長くすることで少しフォーマル感をアップすることも。ノーネクタイでも襟が綺麗に立ちます。また、ボタンを留めたままネクタイをして頂くこともできますが、ボタンを敢えて外してネクタイを締める着こなしもおすすめです。

オーダーシャツならば様々なスタイルのシャツを作ることができます。
よりクラシカルな着こなしをするにはピンホールカラーやタブカラーなどがおすすめです。
カジュアルに合わせるならスタンドカラーが、ネクタイを締めないことを前提とするならそれに合わせて作ることも。
もちろんドレスアップするウィングカラーもあります。

シャツのボタン

シャツのボタンですがあまり注目することはないですよね。ネクタイを締めていると前は見えないですし、ジャケットを着ているとカフスのボタンは見えないです。ボタンは実用品なのか、装飾品なのかわからない側面があります。
このボタンですが注目すべきは大きさ(直径)、厚さ、素材です。
大きさについては10mm前後が一般的です。ボタン穴に通す時の実用性からでしょう。
厚さについてがばらつきがあります。多いのが3mmの厚さです。2mmから4mmまでシャツのボタンの厚さは種類があります。留めやすさは人それぞれ好みがあると思いますが、薄い方が見た目上スッキリとします。しかし、薄いが故に破損しやすいです。厚いと主張するようになりますね。
素材ですが、大別するとプラスチックボタン、高瀬貝、白蝶貝になります。特に白蝶貝の4mm厚のボタンは高級感があります(大きさが希少な為)ます少し、クラシカルな雰囲気も出ます(昔はボタンが厚かった。薄く加工する技術が発達していなかったと思われます)

ポリエステルボタン
カラーバリエーションに富んだポリエステルボタン
シャツ貝ボタン
高級感ある貝ボタン

高瀬貝、白蝶貝のボタンは破損しやすい側面も持っていますので、クリーニングに出す際などには注意が必要です。
コストや実用性などのバランスを見てボタンを決めるのがおすすめです。

シャツのカフス

さて、シャツのカフスについて。こちらもいくつか種類があります。

カフス小丸
シンプルな小丸のカフス
大丸カフス
柔らかい雰囲気の大丸カフス
角落カフス
角を切り落としたかのような角落

多く選ばれているのがこの3種類になります。小丸型が一般的なデザイン、大丸型が少し柔らかい雰囲気に、角落ちが少しカチッとした雰囲気になります。お好みでお選び頂いています。
ボタンで留めることができるカフスでカフリンクスができるようにすることも可能です。少しドレスアップしたい際におすすめです。
また印象変えるポイントとしてカフス廻りです。どういうことかというとどれだけ手首周りに余裕をもたせるかです。余裕があまりない方がカチッとした雰囲気になりますし、余裕が大きければ少しルーズな印象に。ボタンを留めてない場合もルーズな印象になります。細かい箇所になりますが要注意ポイントです。

シャツの役割は大きい

カラー、ボタン、カフスについてお話しました。これらのポイントをしっかり抑えていないとスーツ全体のバランスがおかしくなることも。
ビシッとしたスーツであっても適切なシャツが選べていないと一気にだらしなく。

シャツのサイジング

シャツのサイジングですがこちらもかなり重要です。特に難しいのが首周りと裄丈(肩幅と袖丈を合わせたもの)、着丈です。
胸周りや胴周りについては既製品でサイズが見つかる方は多いことと思います。が、いざ着てみると首周りが大きかったり、袖が長過ぎたり、もしくは短かったり、着ていると裾が出てきてしまったりとあることと思います。
首周りが大きすぎるとネクタイを締めた際に綺麗でなかったり、袖は長すぎる場合にはしっかりとカフスで留めることができれば問題ありませんが、落ちてくるとだらしなくなってしまいます。短いのも不格好ですし、シャツがズボンから出てくるのもだらしがないです。
スーツスタイルは特に最適なサイジングのシャツが望ましいです。
・シャツと首の間には指が1本程度
・袖はカフスを留めず腕を真っ直ぐ下ろした時に手の甲を隠す程度
・着丈はお尻をスッポリ隠す程度
が良いでしょう。首周りは着用感に関係してくるので好みで少し大きくしても良いでしょう。

その他のデザイン

サルトクレイスのオーダーシャツではその他にもデザインを入れることができます

前立

早速あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、前立(まえたて)について。
種類としては
表前立と裏前立、比翼があります。
みなさんがよく目にするであろう物が表前立てになります(そもそも記憶にねえよは無視します)

表前立
カジュアルシャツに良く見られる表前立

続いて裏前立です。

裏前立
シンプルな見た目でドレッシーな裏前立

裏前立の方がスッキリとしたデザインになります。よりドレスライクな印象になります。

ボタンが見えないようになっている比翼仕立てもございます。ボタンを装飾品ではなく、実用品として極めると比翼なるのでしょうか。
いずれにせよ、ネクタイを締めているとあまり目立たない部分ではありますが、シャツ全体の印象に大きく影響を与えるデザインになります。

クレリック

クレリックの語源は聖職者・修道士から。カラー(襟)とカフス(袖)を白の別生地にするというものです。サックスブルーの生地でクレリックやストライプのシャツでクレリックなどが人気で、ドレスライクになるのも人気のポイントです。
清潔感が出るのでその点でもおすすめです。由来としてはカラーやカフスを交換することからだそう。汚れやすいポイントなので、経済的な理由から来ているそうです。

刺繍

オーダーシャツでは刺繍を入れることができます。人気なのはご自身の名前を入れるネーム刺繍です。場所としては左のカフスや左身頃の裾、基本的には主張しすぎない位置に入れるのが粋です。Y.Tなどこっそり入れて見ましょう。

おすすめシャツ生地

ブログを最後までお付き合い頂いた方にはおすすめのシャツ生地をご紹介します。

トーマスメイソンストライプ
トーマスメイソンのストライプ
きれいな配色が良いです
カンクリーニリネン生地
イタリアのカンクリーニのリネン生地
コットンとは違う風合いを楽しむことができます

白シャツやサックスブルーのシャツに飽きたならストライプ柄や素材を変えたシャツはいかがでしょうか。

シャツのお手入れ

イージーケアのシャツなどが多くあるのでもはや必須ではなくなりましたが、シャツのアイロンがけについて。
私個人的にはアイロンがけが大好きで恐らく、1時間程度ならアイロンがけの動画を見ていられる程。
クリーニングに出される方も多いとは思いますが、そこは一度ご自宅で贅沢な時間を過ごしてみてください(時給など考えるとクリーニングの方が断然安いです)
アイロンとアイロン台、霧吹きがあれば準備OKなので。

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オーダースーツサロン
SARTO KLEIS(サルトクレイス)谷町本店
営業時間 月曜日 - 日曜日 11:00~20:00
大阪府大阪市中央区糸屋町1-2-3
TEL:06-4790-5551

Column-クールビズとシャツ-

シャツが脇役から主役になるクールビズ。暑くて湿度が高い日本はかなり定着した、と言うよりもうこれ無しでは過ごすことは不可能でしょう。
そこでシャツスタイルに提案したいのが、長袖の袖まくりと素材感。
暑い中で必ず長袖では難しいでしょう。そこで袖まくり。ラフな感じが出るのでおすすめです。ラフな感じが出つつも半袖よりもしっかりとした雰囲気になります。
そして是非おすすめしたいのが、リネン素材です。その独特の風合いはシャツのみのコーディネートを地味にしません。また涼しげに見えるので周りの体感温度を下げる?かもしれません。
夏場はシャツのみになり周囲と差別化が図りにくいことから色々なデザインを加えることもありますが、シンプルなシャツであっても着方や素材選びで差別化できますよ。

サルトクレイス谷町店 髙橋