皆さん、こんにちは。
12月と言えばあのイベン卜ということでサルトクレイス京都店にもかわいいクリスマスツリーがやってきました。

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京都店のクリスマスツリー

私は例年通りクリスマスも仕事に邁進し、仕事終わりは一人いつも通り過ごす予定です。今まで気にしていませんでしたが焦りがないことに対して焦らないといけないのかもしれません。どなたかご教授ください。

さて、今日はスーツのこだわりについて。「こだわり」というと松岡茉優さんと伊藤沙莉さん主演のドラマを思い出します(正確にはちゃんとみていません笑)こだわらなくても良い箇所に敢えてこだわり、そこに自分だけの幸せを見出し楽しむ、スーツにもそんな世界があります。スーツに興味のない方からするとどうでも良い箇所についてのこだわりを今日はお話します。

スーツのこだわり【ジャケット】

ジャケットでのこだわりポイントを

  1. 芯地
    こだわる大きなポイントとして先日ブログに挙げられている芯地があります。詳しい内容はこちらから。
    簡単にいうとよりしっかりとしたシルエットを保ちやすく、長く着ることができる総毛芯か薄くて軽い接着芯かになります。既製服を購入する場合多くはこだわることなく、接着芯になっていることがほとんどです。しかし、オーダースーツではより美しく着るまた長く着られるようにとの観点から総毛芯が用いられることが多いです。どちらが良いではなく、こだわって選択することで大きく変わるポイントになります。
  2. ヒゲ衿
    まずはヒゲ衿仕様の写真から。
    DSC 0312 scaled e1575448947784 327x500 - スーツのこだわりお次にヒゲ衿仕様ではないもの。
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    2つを見比べてみていかがですか。わかりにくいという声にお応えするためにUPで!DSC 0312 scaled e1575450858165 500x381 - スーツのこだわりわかりましたでしょうか。
    ラペルの上部分を折り返しています。その昔体型が変わったり人に譲ったりする場合に調整ができるようになっていました。今では中々ないことですが、長く着続けるという文化からくるディティールになります。私達がそのようにして着続けることは稀だと思います。また、手間がかかるので既製服ではコストカットの対象になります。見えない部分にこだわっているポイントです。
  3. 袖口(本切羽・本開き)
    続きまして袖口について。皆さんのお手持ちのスーツの袖口の釦は外すことができますか?
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    外せるものもあれば釦は飾りで外すことができないものもあると思います。釦は元々装飾品だったのが実用的に使われるようになりました。医者が手術の際に袖をまくったりするのに使われました(ヨーロッパなどではシャツは下着の為、ジャケットを脱ぐことが失礼に!)にしてもピンポイントですね。あとは手を洗うときにまくれる…そんな使い方するだろうか。しかし、「あんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのです」とはならないのがこの本切羽。まず、第一に既製服との差別化、第二に着こなしの変化です。
    DSC 0318 250x500 - スーツのこだわりこのように袖側の釦を一つ外すことで抜け感を出すとともにオーダーであることを発信します。ちょこっとしたポイントですが細部までこだわるディティールです。
  4. 台場仕立て
    今度は更にわかりにくい箇所です。ジャケットの裏地と表地の仕様について。まずは写真をどうぞ。
    DSC 0311 250x500 - スーツのこだわりポケット周りを表地が覆うようになっているのがわかりますでしょうか。これがお台場仕立てと呼ばれるものです。機能的には裏地より表地の方が厚いので胸周りに少し厚みが出て逞しく見える。また、裏地がダメになった際にもポケットを作り直さなくても良いことが挙げられます。ヒゲ衿同様に長く着続けることが前提のディティールですね。これをお台場仕立てと呼ぶのは諸説ありますのでここでは割愛します。面倒なのでということは黙っておきます。
  5. 裏地と釦
    今回はこのテーマを最後にします。ここが一番こだわる人が多いのではないでしょうか。裏地と釦です。
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明るい裏地でコントラストを楽しむ

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アクセントになるホワイト系の釦

釦は特にスーツの前面や意外と目立つ袖に使われるので印象を決める大きなポイントに。裏地は着用している時には見えにくい場所なので遊ばれる方が多いですね。

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選べる釦その1

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選べる釦その2

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華やかな花柄に包まれるのはいかがですか

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ワイルドな印象のゼブラ柄

裏地は表地と同系色で合わせてシックにするも良し、ネイビーに赤を合わせて対比するも良し、思い切って柄を入れるのも良いです。日本ではお座敷などでジャケットを脱ぐこともあるのでその際に洒落感をアピールしたり、会話のネタになったりするかもしれません。
釦は印象を大きく変えるだけに色や光沢には気をつけないといけません。着用シーンに応じてシックにするのかカジュアル感を出すのかによって選択は大きく変わります。色の選び幅が小さい場合にはプラスチックの釦ではなく、水牛釦を使ったりしてこだわることも。

こだわりとは

スーツにおけるこだわるポイントは機能性などに着目すると芯地くらいしか意味合いとしては薄いでしょう。他は長く着ることができるように工夫されたり、遊び心や着用シーンに適したものにするために選ぶポイントです。だからこそこだわらなくても良いものに敢えてこだわり、自分のなりの幸せをそこに見出すことができます。そんなこだわりの詰まった一着を仕立てませんか?

お知らせです。パンツ(スラックス・トラウザーズ)については後日書きます

 

サルトクレイス京都店:髙橋

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SARTO KLEIS(サルトクレイス)京都店
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