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スーツの好みを把握する‐グレー‐

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いつもサルトクレイスのブログをご覧いただきありがとうございます。

先日はスーツの好みを掘っていく中で色、ネイビーに注目しました。

今回はグレーに注目していきます。

目次

トーンの違い

グレーの色を考える時に一番大きな違いはトーン、明るさの違いです。

ダークグレー、ミディアムグレー、ライトグレーに大別され、そこから細かく分類されるのがグレー。

チャコールグレーと呼ばれるグレーがありますが、ダークグレーの中でも特に黒に近いグレーです。区分としてはダークグレーの枠の中にチャコールがあるという認識でいいでしょう。

さて、そんなグレーですが、トーン暗ければより重厚感ある装いに、明るければ爽やかで洒落た雰囲気を作ることができます。ダークグレーだからこういう印象、ミディアムグレーだからこういう印象、ではなくグラデーション的でもう少し重厚感がある方がいいかななどで選びやすいのがグレーの特徴。

また、無彩色であるため控えめで暗めはもちろん、明るめであっても洗練されたスタイルを構築することができます。

グラデーションなグレー

スクロールできます
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バンチ(生地見本帳)を見ているとグレーは色のバリエーションで3色〜4色あることが多いです。4色(あるいは4色以上)ある場合はダークグレー×2、ミディアムグレー×1、ライトグレー×1のパターンの傾向があります。3色の場合は人によってダークグレー×2、ミディアムグレー×1と判断する人もいれば、ダークグレー×1、ミディアムグレー×1、ライトグレーグレー×1と判断する人もいます。どっちとも言えるみたいな色が多かったりします。

ネイビーの場合はトーンの違いの他、青みを強く感じるか、紫っぽさを感じるかなどがありますが、グレーは色味の変化が少なく(ないわけではない)、明暗の違いのみ。シンプルですが非常に奥深いです。

ダークグレー

グレーの中でも最も洗練された印象を与えるのがダークグレーです。ビジネススーツでもよく使われる色なのでバンチブックにも必ずコレクションされていることでしょう。中でも黒に近いものはチャコールグレーと呼び、人気の高い生地です。無彩色であるためにシャツやネクタイのコーディネートが非常にしやすく、コーディネート次第ではガラッと雰囲気を変えることもできます。

最も様々な生地感から生地を選ぶことができると言っても過言ではなく、季節感やご自身の着用シーンに応じた選択肢が豊富です。

洗練され落ち着いた雰囲気を作ることができ、白のシャツに紺のネクタイのスタイリングは最高の威厳を出すことができます。そこまで重くしたくなければ明るめのネクタイ(黄色やピンクがおすすめ)を締めることで少し親しみやすくなります。

洒落た感じを作るのはやや苦手と言っていいです。それほどの重厚感、威厳ある雰囲気を作ることができます。

ミディアムグレー

私はよくグレーっぽいグレーや灰色、ねずみ色と言った表現がしっくりくる色と言っています。ダークグレーより明るく、ライトグレーより暗いミディアムグレーは暗いけどダークグレーと呼ぶほどではない、明るいけどライトグレーと呼ぶほどではない、ある種の便利屋枠。

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イメージこういった感じ

ミディアムグレーの中でも明暗の幅が広く、暗ければより落ち着いた印象を、明るければより爽やかな印象を与えます。ダークグレーは洗練された雰囲気、落ち着いた雰囲気を作ることができる反面、カジュアルな場面や親しみを持ってほしいなどは適していません。逆説的にカジュアルな場面で着やすいと感じたらミディアムグレーと称していいかもしれません。

ダークグレーと比べると優しい印象、ライトグレーと比べるとしっかりした印象、ダークグレーより涼し気に、強烈な個性はないものの最も万能でもう少しこうだったらなを叶えてくれるのがミディアムグレー。

ライトグレー

グレーの中でも明るいのがライトグレー。スーツ、特に男性はスーツに限らず暗めの服が多いので着慣れない感じが先行しがちです。その分、他の人が着ていないため「おしゃれ」という点では圧倒的なアドバンテージがあると言っていいでしょう。

グレー系統共通の上品さに加えて爽やかな印象、軽快な雰囲気が出ます。

コーディネートの点では色合わせは難しくなく、どの色を合わせてもOKです。

ただ、ダークグレーやミディアムグレー、ネイビーと比べるとビジネスシーンでの着用は万能ではないことに注意が必要です。上品さはあれどややカジュアルさがあることを念頭に。

明るめの色故に、秋冬向けの生地の展開数は少なめで主戦場は春夏。どの程度からライトグレーと呼ぶかは人によって違っていい。

まとめ

今回はグレーについて。色にだけフォーカスしました。その他グレーならではの魅力がありますが、そちらについてはおいおい。

スーツの定番色としてネイビーと並んで愛されているグレーは明るめまで網羅しています。ネイビーは明るくなるとネイビーではなくブルー、水色になりますね。

ダークグレー、ライトグレー問わず共通するのは上品であること。また、無彩色であるため色合わせが容易でコーディネートがしやすいです。ダークグレーであれば特に、他の色をより引き立てることができるでしょう。

グラデーション的に多数の色があるのでTPOに合わせた選択がしやすく、クローゼット内で統一感ある並びを作りたいのであればグレーを明暗に合わせて並べるのが最適解でしょう。

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