スーツの色が与える印象をカラー別の表でわかりやすく解説 !
スーツを着こなす上で色が与える印象は非常に大きなものになっています。
着用するシーンによってどのような印象を与えるかということは大事ですし、逆にいうと相手にどんな印象づけをするかもコントロールすることができるのです。
そんな大事な印象を決める、スーツの色の印象をスーツのプロがわかりやすく解説します。
スーツの色で相手に与える印象が大きく変わる!
スーツの色が与える印象を表で解説
ダークネイビー
ビジネスシーンで最も親しまれている色です。
ダークネイビーは「知的」「真面目」「信頼」といった印象を与えることができます。
ビジネスシーンで与えたい印象を包括しており、好印象を与えること間違いありません。
ネイビー
ダークネイビーより青みや明るいネイビーは「若い」「活発」といった印象を与えます。
フレッシュな印象を与えることができます。
20代、30代であれば活動的な印象で好印象を、40代以上であればまだまだ若いという印象を与えるために利用することがおすすめです。
チャコールグレー
ネイビーと並んでビジネスシーンで愛用されているのがグレーです。
その中でも黒に近いのがチャコールグレー。
トーンが暗く、落ち着いた雰囲気を与えることができます。
また、「上品な」「大人な」印象を与えることができ、ワンランク上の雰囲気を出すことができます。
グレー
鼠色と言われて連想する色合いがグレーです。
落ち着いた雰囲気を与えるのはチャコールグレーと同様ですが、より「優しい」印象を与えます。
落ち着いた雰囲気から仕事ができる印象を、優しい雰囲気から親しみやすい印象を与え頼りにされることでしょう。
ライトグレー
爽やかさ・涼しさを感じさせるライトグレー。
トーンが明るいことからも春夏に人気のある色です。
膨張色なので着こなすことが難しい色ですがしっかりと着こなすことで「できる」印象を与えることができます。
清潔感・清涼感があり、好印象を与えることができます。
ブラウン
「優しさ」「落ち着き」のある印象を与えるのがブラウンです。
温かみのある優しさを感じさせ、部下を持つ管理職の方におすすめです。
ビジネスシーンではまだ馴染みがありませんが、近年人気も出てきているのでネイビーやグレーのスーツとは違う印象のスーツを着たい方のワードローブに加えたい一着です。
ブラック
「ストイック」「強さ」といった印象を与えるのがブラックです。
洗練されたかっこよさを持っており、場を引き締めます。
黒もスーツは礼服としても使われるため着用シーンや着こなしには注意が必要ですが、光沢のあるものであれば華やかさもあるため幅広いシーンで着用することができます。
色や柄にこだわり方はオーダースーツがおすすめな3つの理由
デザインや色の選択の幅が既製品より広い
生地の見本からお好みの色柄の生地を選ぶオーダースーツは既製品と比べて多くの生地を店頭に置くことができるため選択肢が多いです。
この色が好みだが、もう少し柄が欲しい、この生地感でもう少し明るめの色のものがないかなどより広い要望に応えることができます。
トレンドや体型に合わせてより柔軟にデザインを選択することができるのもオーダーのおすすめポイントです。
しっかりとした印象にしたいのであれば肩パッドは入れる、柔らかい印象にしたいのであれば薄めの肩パッドを入れる、あるいは肩パッドはなしにするなど、デザイン面でも印象を操作することができます。
カウンセリングであなたに合った色を提案してくれる
数多くの生地を取り扱うオーダースーツ店ですが、来店して多くの生地の中から自分に合う、必要としている生地を見つけるのは大変です。
プロのスーツ屋はどのような生地を取り扱っていてその生地がどういった印象を与えるかを熟知しています。
着用のシーンやどんなふうに着たいかカウンセリングを通して把握します。
最適な一着を仕立てるための生地でよりよい印象を与える、よりあなたを際立たせる提案をします。
自分の好みに妥協する必要がない
多くの生地から最適な生地を見つけ、それをより活かすデザインでオーダーすることによって今までスーツで妥協していたことを解決できます。
好みの生地は見つかったが自分のサイズがなかったため妥協して大きいスーツあるいは小さいスーツを購入した。
こんな経験はありませんか?
オーダーであれば好みの生地、デザインで自分にあったサイズのスーツを作ることができます。
まとめ
今回はスーツの色がどのような印象を与えるかについてお話しました。
相手にどういう印象を与えるようにしたいかなど考えるのも一つの手です。
キャラクターを確立するも良し、その日に会う人や場面に合わせて柔軟に服装を変えられるようにするのも良しです。
特に第一印象をコントロールしたい時には非常に有効です。
戦略的にスーツを着こなしましょう。