スーツを日常着として着たい
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いつもサルトクレイスのブログをご覧いただきありがとうございます。
先日映画『オッペンハイマー』を見てのスーツについてブログを書きました。
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場面の転換で年代が色々と移るのですが、どの年代でも日常着としてスーツが溶け込んでいるのが印象的でした。スーツのスタイルとして1930年代から1950年代がクラシックスタイルとして人気ですが、個人的には日常着的に使われている雰囲気が好きです。
さて、スーツを日常着として考えた時に欠かせないものの一つが耐久性だと思います。気軽に着られるかどうかは重要ですね(スーツスタイルが気軽かどうかはさておき)
耐久性に優れた生地を連想すると真っ先に思い浮かべるのがツイード生地。ハリスツイード(Harris Tweed)が有名ですね。チェック柄の人気が高くジャケットやコートで仕立てる人が多いです。
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スーツするならヘリンボーンなどシンプルなものがおすすめです。ここまでしっかりとしたものでなければツイード調の生地でもいいと思います。
ツイードより上品な雰囲気にするのであればフランネルやサキソニーの生地を。
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どうしても生地が厚手になってしまうのが難点です。地球規模で気温が上昇していますし、欧米は日本より涼しい場合がほとんど。服によって着用シーンが今よりも限定されていたことも影響しているかもしれませんが、ツイードやフランネルなどを現代日本の夏に着ることは本当に現実的ではないです。
夏のスーツの耐久性を考えるならフレスコやリネンですね。
特にリネンはビジネスを考えないスーツスタイルにはおすすめです。ネットフリックスオリジナルドラマ『ザ・クラウン』のケニア滞在時の秘書官や記者の服装が参考になるかと思います。
あとはコットンですね。夏であれば薄手のコーデュロイ、秋冬にはモールスキンや厚手のコーデュロイなどがスーツとして取り入れやすいです。ウールやリネンと比べると比較的安価になることや馴染み深いので扱いやすいことと思います。
日常着的にスーツを着るならについて耐久性に注目して来ました。スーツ向けの生地は薄くて軽い、光沢がある生地が主流で選択肢が少ないのが悲しいです。カジュアル向けでよく使われるコットンが比較的安価なのはそのため。
スーツスタイルには他の服にはない魅力があるので少しでも扱いやすい生地を使うなどして日常着として肩肘張らず取り入れてほしいなと思います。