皆様こんにちは。まだまだ暑い日が続きますがお変わりなくお過ごしでしょうか。

サルトクレイス谷町本店から投稿いたします。

本日はここ最近ようやく皆様の耳にも入るようになったキーワードであります、※クラシック回帰※英国調※について少しお話します。

なぜ、今時そんな常識を、、と仰る客様もいらっしゃるかと思いますが、接客をしているとお客様から「今年の流行は?」「最近タックパンツ多いですよ

ね」「細身のノータックですよね?」とか「若い子は皆細いもんなぁ」とか様々な質問を頂くので、回答に困り果てるくらいならブログで書いてみようと

考えた次第であります。

現在、少しずつ末端の消費者、お客様にも浸透しつつあります「クラシック回帰」「原点回帰」とは一体どうゆう時代の流れなのでしょうか。そういった所以の生産背景が少しでも伝われば嬉しく思います。

ファッションのカテゴリーとは!?

まずファション感度を大きく分けると、

1アバンギャルド【前衛的な】2コンテンポラリー【中立的な立ち位置】3コンサバティブ【保守的な】以上の3つのカテゴリーに分類されますよね。※

ファッションに対しての関心感度のレベルみたいなものでしょうか※

日本でのオーダースーツ感度はカジュアルとは違い、流行のサイクルもさほど早くはありませんが、上記のカテゴリーで分類するとすれば、3番でしょう

か。業界人であれば1番と2番を行ったり来たり。 ただし、一般的なお客様はビジネス、オフィシャルな場面での着用シーンが圧倒的多数なので 保守

的な枠内でのアウトプットが多いかと思います。

そんな紳士服、スーツにも、イタリアを初め、ヨーロッパでの展示会では、スーツを楽しんで広めるために、ファッション産業のサプライヤーが集い、世

界中にスーツの流行や時代の傾向、を「発信」しているのです。その発信を日本企業のバイヤーさんや雑誌編集者、メディア媒体が日本人に向けてビジネ

スでも着用可能なサイズ感、デザイン、カラー、素材、また1番2番3番のターゲットを数値化で絞り込み、落とし込んでいくわけです。

ですので、よくお客様から「今年の流行は?」「細身でパリッとお願いします」という要望を受けますが、既に細身のスーツは少なくなっているのも事実です。

話が逸れましたが、要約しますと、冒頭の「クラシック回帰」とは、オーセンティックがそのままカタチを変えずに戻ってきているのではなく、クラシッ

クなデザイン、サイジングを取り入れたモノが現代版にアップデートされて戻ってきているのですね。ですので決して流行ではなく、傾向と言った方が良

いのかもしれません。

スーツサイズの傾向は!?

では次はどのようなサイジングのスーツが今年は良いのか。

ジャケットは、、

肩幅は従来のポイントよりやや0.5㎝~1.0は大きく、比較的正統派な肩幅が良いでしょうか

※首元から滑らかにスロープし、吸い付きが良く馴染み、力が分散されるジャケットは「良いジャケット」の確固たる象徴です※

。上記と連動して アームホール、腕巾も従来よりは大きく、やや空気を入れてやったようなサイジングがぴったりかと思います。

パンツは、、、

一般のビジネスの皆様にはちょっとハードルが高そうな「脇尾錠」は強制的に取り入れる必要はありませんが、「ワンタック」「ツータック」を施し、従

来のタイトパンツより、ややヒップ廻りをリラックスさせても良いかと思います。またポイントは従来のタックパンツの膝巾、裾巾ですと野暮ったくなり

ますので、裾巾までは少々絞りを加えると、鮮度は上がります。

英国的なディテールが正解です。

ではディテールは、、、

 

肩廻りはノンストレスのノーパッドが良いでしょうか。この辺りはお好みも出て来そうですが。ラペルと呼ばれる、「下衿」は、「ピークドラペル」に

「チェンジポケット」、英国調が推奨できます。

モード感の強かったサイジングからクラシコのサイジングがリバイバルし、モードは完全に消え去った訳ではなく、コーディネートの配色で各国に散りば

められているのが現状でしょう。書いている自分も訳が分からず混乱して参りましたので、最後に、シャツとネクタイで締めくくりたいと思います。

シャツのコーデはどうすれば、、、

 

シャツに関しても襟巾は狭く、クラシックと英国調である傾向はもう数年前からの流れです。

ピンホールカラー、タブカラー、クレリック、ラウンドカラーや、フレンチアイビーの世代の人たちも懐かしむようなヘリテージ感の強い衿型も再燃しております。

そういったベースのシャツには、クラブタイや、ビンテージ調のプリントタイ、大柄の幾何学模様、パネルタイと合わせ、アメリカっぽさや、フランスっ

ぽさを柔軟に取り入れたコーディネートが多い気がします。少し難しく感じるお客様もいらっしゃるかと思いますが、せっかくのビジネスアイテム、マイ

ンドを押し上げる活動の場、オフィシャルな制服の着こなしマナーですので、奇跡的な、偶然な感覚でコーディネートをするのではなく、しっかりとした

基礎知識、時代背景を取り入れた上で、自分流に落とし込んでみてはいかがでしょうか。

考えるきっかけが作り一番大切な事かと思いますのでチャレンジしてみてください。

AW受注会始まります。

※現在サルトクレイスでは秋冬生地の先行販売会が始まりましたので是非とも店頭までご相談、ご意見をお寄せくださいませ※

本日はご閲覧頂きまして誠にありがとうございます。

サルトクレイス谷町店  田原