突然ですが、オーダースーツのご経験はお有りでしょうか。

※まだの方は是非、当店にお越しくださいませ(笑)

 

当ブログをご覧頂いているほとんどの方は、オーダー経験者様かと思いますが、

何に拘って、テーラー選びをされていますか。

 

料金?エリア?それとも生地?仕立て?

 

2019.7.30 1 - 失敗しないオーダースーツ選びのコツ

 

 

「どれも譲れない!」と言う方、多分それが正解だと思います(笑)

結論、ご自身で納得の出来る物、物の対価として適切である事、それが正解です。

茶を濁すような回答ですが…(笑)

 

 

今、このブログを読んで頂いている方へ、

失敗しないオーダースーツ選びの為、微力ながらアドバイスが出来ればと思います。

 

 

まずは、物への対価として、切り離せない”料金”についてお話させてください。

高い=良い 安い=悪 というイメージ、言わば先入観ですが、

オーダースーツに限らずどんな物にも、頭に浮かんでくる商品を見極める基準。

一概に当てはまる訳ではないものの、値段相応のクオリティ、どんな物にも上手く値付けがなされています。

類似商品があって初めて”相場”というものが生まれます。

 

さて、オーダースーツの相場って、どれくらいでしょうか。

 

フルオーダーだと15万円~

イージーオーダーだと5万~

パターンオーダーだと3万~

 

いかがでしょうか。概ね、こんなところかと思います。

しかしながら、オーダーの種類によって、相場にこれ程の開きが出て来ます。

 

当ブログでも度々、縫製グレードについてご説明しているので、詳しくは割愛。

 

2019.7.30 3 - 失敗しないオーダースーツ選びのコツ

フルオーダースーツ

 

 

簡単に言ってしまうと、

フルオーダーは、一人ひとりに合わせ型紙から作成、採寸、仮縫いを経て仕立てる唯一無二のオーダースーツとなります。

イージーオーダーは、ベースの型紙を用いてグレーディングし、サイズを合わせていくと共に、身体のクセに対して補正を加え、作成します。

パターンオーダーは、型紙からサイズの微調整を加え、作成するものです。

 

簡単なご説明ですが、縫製の他に、生地、接客、納期、、 色んな判断材料が、、

正直、難しいですよね(笑)

 

私事ですが先日、土用の丑の日にスーパーで鰻を買ったのですが、

中国産一尾¥980- 鹿児島産一尾¥1,980- 鹿児島産白焼¥2,480- …

なんとなく、この違いは分かります。

※ちなみに私は、一真ん中の心理、、¥1,980-のものを買いました(笑)

 

オーダースーツの判断基準を、鰻に置き換えてみると…

どんなエサを食べて育ったのか、何歳なのか、、、

一般消費者は、そんな事まで気にしないですよね(笑)

 

 

 

前置きが長くなりましたが、こんなにも難しい判断をされているのかなと思い、、

私のあくまで個人的な視点から、三つのご提案です。

 

 

2019.7.30 2 - 失敗しないオーダースーツ選びのコツ

裏地を張り替え、長く愛用する為の”台場” 仕立て

 

 

まず一つ目は、寿命を考えてみる事。

ここが一番大事です。劣化がある以上、寿命は考えなければなりません。

ご自身で、今までに着用してダメになり処分したスーツの寿命と、その値段を思い出してみてください。

お値段以上の活躍でしたか。 それとも、期待外れ?

スーツも一種の投資です。

高い、安いも大切ですが、何年着用出来るのか、はたまたしたいのか。

それによって、選ぶ生地の耐久性や、土台となる仕立て、もちろん日々のお手入れで寿命を延ばす事も出来ます。

消耗の早い夏場は、耐久性の高い物をコスト抑えてオーダーする。

夏以外は、ご予算に応じて、拘った良い物を大切に着るのが良いのかなと思います。

 

2019.7.30 4 - 失敗しないオーダースーツ選びのコツ

背抜きは勿論、アンコンもサマースーツの選択肢の一つ

 

 

次に、お手持ちのスーツ、シャツ、ネクタイ、靴など、所有しているアイテムにどうコーディネートするかを考えてみる事です。

気に入った生地を選んだつもりが、いざ仕立ててみると、派手過ぎて着れない…

といった失敗経験のある方も多くいらっしゃいます。

 

まずは、お手持ちのスーツの色柄と被らない事。

くたびれてきたスーツの入れ替えに、という事でない限り、違ったものを選びましょう。

そして、ご着用シーンを加味した上で、”好きな色柄”と”必要な色柄”の分別をしましょう。

選択肢が多い場合は、迷わず消去法、正直これが一番手っ取り早いです。

 

私自身よくお見かけするのが、たくさんの候補生地から決めきれず、手詰まり状態。

色々見ていくうちに、本来の目的や必要なものを見失ってしまう事。

そんな時は、トーナメント戦を開催します(笑)

同じウエイト(=㊟価格帯です)の生地と生地で戦わせます。 「これとこれは?」

10個のうちから1つを選ぶのは難しいですが、二択を重ねると自然と答えは出ます。

 

 

2019.7.30 5 - 失敗しないオーダースーツ選びのコツ

う~ん、確かに目移りするのも、わかります(笑)

 

 

 

 

そして最後に、相性の良い店員さん、フィッターと出会う事。

フィッター、販売員によって全く違ったオーダースーツが仕立て上がります。

オーダースーツを仕立てていく上で、フィッター(採寸員)にしか、理想や希望を伝える事が出来ません。

 

即ち、しっかりと好みを汲み取ってくれる人、もちろん間にお金は発生していますが、親身になって助言をくれる人にオーダーする事が大切です。

不安な方は面倒ですが、色んなテーラーでカウンセリングを受けてみてください。

 

同じ質問をしても、人それぞれ答えが違います。

もちろん、どれも正解だと思います。

ただ、ご自身が信頼出来るフィッターと出会える事を願っております。

 

 

私含め、スタッフ一同、

一人でも多くのお客様に信頼頂ける様、精進して参ります。